こんにちは!!のざる【Follow @camp_bata】です。
本ブログにお越しいただきありがとうございます。
少し前の話ですが、2019年初キャンプにおきまして、「カマボコテント2」を早速設営してきました^_^
我が家にとっては3代目となるテントです。
2020年1月には後継モデルとなるカマボコテント3の抽選販売が開始されています。ですが、まだまだカマボコテント2はファミキャンでしっかり使える現役モデルです。
個人的に気に入った点やちょっと気になる点をざっくりとですがまとめてみます。
DOD『カマボコテント2』でファミカマキャン!!
「カマボコテント2」タンカラーは、我が家にとって3つ目となるテント。
初めて買った初代テントはスノーピークのアメニティドームM。
2代目テントはコールマンのタフスクリーン2ルームハウスを使用。
アメニティドームMは高さが低い事を承知の上で使っていましたが、腰痛持ちの自分にとってはだんだんと出入りが辛くなってきました。
ならば、高さがあって前室も広いタフスクリーン2ルームハウスを購入し導入したんです。
しかし、これも何度か使っていくうちに妻にとっては設営がちょっと大変だということになり「設営簡単で広いトンネル型テントがいいなあ」なんて思ってました。
そして、運よく購入できたのが「カマボコテント2タンカラー」。
人気で品薄。なかなか入手できないんですが、運よく購入できたカマボコテント2のタンカラー。
もう有名すぎて今更感が半端ないんですが、なかなか購入できない人気アイテム。
特に2018年デビューのタンは今流行のナチュラルカラー。
新幕購入となればキャンプで使いたい気持ちはどんどん高まり、買って1週間後には初設営できました。
2019年3月下旬、埼玉県飯能市にある「ケニーズファミリービレッジ」にてキャンプデビューした我が家の新幕「カマボコテント2(タンカラー)」。
室内は広くて高さがあり、設営も簡単で家族も大満足したカマボコテント2。1泊2日と短い時間でしたけど、そんなカマボコテント2の作りや気になった点などをざっくりとまとめてみました。
アウターテントは「ブラック」と「タン」カラーでいい感じ
ぶっつけ本番で設営したわりには、思っていたよりもさくっと完了しました。トンネル型テントは設営が本当シンプルです。
どの位シンプルかというのは、設営動画でも確認できます。
実際の設営レポは別記事にてまとめています。
アウターの立ち上げだけなら、慣れてしまえば2人で15分くらいでできちゃいます。
慣れてくれば、時間はかかるもののひとりでも設営撤収可能。
立ち上げた後には、ペグの位置を調整しながら整えないとキレイなカマボコ型にはなりません。これがなかなか難しいので、もっともっと慣れが必要です。
その他、インナーテントの取り付けやロープを張ったりもするので、2人で設営する場合完了するのには30分位は必要かと思います。
アウターテント生地全体はタンカラーでまとまった、落ち着いた色合い感。その中に、ブラックカラーのポールとポールスリーブ。
そして、主張し過ぎないけどなんだか可愛らしいロゴ。カラーは好みが分かれるんでしょうけど、我が家は大好きな配色。
ちなみに、立ち上げ後ロープはペグダウンしませんでした。ひとまずは前後をきちんとペグダウンすれば自立します。
多少の風では倒れませんでしたが、風が強いとそこそこ揺れます。
推奨の設営方法はロープダウンなので、ロープを張ったほうが間違いなく安定します。
天候が良かったので、我が家はめんどうくさがってロープはペグダウンしませんでした。
もちろん風が強ければ、危ないのでロープダウンは必須です。そしてしっかりキレイにピンと張るためには、きちんとロープをペグダウンするべきかと。
ウサギ??カンガルー??なのかいまだに不明ですけど、可愛いロゴが目立ちます。結構大きめで、自分の手の平よりも大きい。
タンカラーにブラックのロゴが映えているので、個人的にはお気に入り。
ちょっと「イーブイ」に似ていない??
似てるー!!カワイイー!!
確かに色も似ているし、耳も同じように長い・・・というわけで、「イーブイテント」だと姉妹で楽しんでおりましたわけで。
理由はともあれ気に入ってもらえたなら、お父さんは頑張って買ってきた甲斐があります。
カマボコテント2の側面4箇所は、フルオープン可能。
パネルドア部分は、こんな風にジッパーの上にマジックテープがついているカバーつき。風の侵入も防げるようにしっかりと閉まるのはいいんですが、カバーを開けての開け閉めはちょっと面倒に感じました。
ジッパー持ち手は大きめ。新しいからか、開け閉めはまだ固めでした。使っていくうちに、少し柔らかくなった気がします。
そしてこのカバーにジッパーがかまないように、カバーをしっかり広げながら開け閉めしないとひっかかっちゃうので注意が必要です。
入り口は高さがあるので、出入りが本当にラクチン。この高さ、腰痛持ちにはほんとにいいです。低いテントだと出入りの度にかがむ必要があるので、腰が悲鳴をあげます。
ドアパネルはメッシュ窓にすることも可能ですが、3月下旬はまだまだ寒いのでローズ状態で使いました。
ここまで全開にしていると、冷気がバンバン入ってきます。
ダブルジッパーになっているので、上からでも下からでも開けられます。出入りの際、毎回下から全部開けるのが面倒になってきたので、上から3分の2位開けて間をすり抜けるように出入りしちゃいました。
パネルを開放していると、中が結構丸見えです。うーん、レイアウトはもっと考えないといけないですねー。
ここまで見えるならばテント内はもっとキレイにしておかなくちゃ。
前面部分のパネル。ここもフルオープンにできて出入り可能。メッシュ窓にもできます。今回は開放してません。
出典:DOD
フルオープンやメッシュにするとこんな感じで使えるそうです。別途ポールを使えばキャノピーにもなりますね。
ただ、秋冬メインのキャンプだと開放したりメッシュにすることはあまりなさそう。
寒いのでお篭りキャンプです。
後方部分はフルオープンできません。通気性を確保するメッシュ窓になります。ここもマジックテープとジッパーで開け閉め。
出典:DOD
寝室側後方の窓は全部開放することができますが、サイドの生地を立ててロープを張ることで、雨の侵入を防いだまま風を通すこともできます。
引用:DOD
ジッパーを開ければロールアップで開放可能。ジッパーを開けずにロープを使えば、こんな風に雨の侵入を防ぎつつの窓にすることもできるんです。
メッシュパネルは開かないので出入りはできません。
前後の四隅にベンチレーターがついてます。前後や側面ドアパネルは寒いのでフルクローズ状態にしてましたが、ここは開放しておきました。
このベンチレーターは結構大きいので、ここを開けておくだけでも通気性はよかったです。
もしテント内でストーブなど暖房器具を使う場合は、ココだけでも必ず開けておきましょう。定期的にこまめな換気も必要です。
わかるようにあえて外していますけど、ペタッと閉じないようにマジックテープでくっつける事のできる支えがついてます。
このカマボコテント2には、冷気や風の侵入を軽減するスカートが全面設置済。アメニティドームMはそもそもスカートはなく、タフスクリーン2ルームハウスはインナーテント側だけスカートがついていなかったんです。
スリーブ下部部分にはスカートはありません。とはいえ、全体的にスカートがあるだけでも、外と中の体感温度がかなり違います。
インナーテントを設置した側もしっかりとスカート付き。ぐちゃぐちゃで、スカートが内側に入っちゃ意味ないのに・・・。この後ちゃんと広げました。
風が全く入らないわけじゃないですけど、スカートがあるのとないのとじゃ体感が違います。
すごいな、スカート。
広いく高さのあるテント内は快適そのもの
大人が余裕で立てる高さ
インナーテントを取り付ける前はこんな感じのシェルター状態。
幕内の高さは195cm。真ん中にたたずむ次女は身長100cm。もちろん大人も余裕で立てます。
高いし広くて圧迫感はなし。インナーテントなしなら、タープ代わりのシェルターとしても必要十分な広さ。
幕内から見たメッシュ部分。
後方の窓パネル部分。ちょいちょい次女がうつりこんでます。
四隅のベンチレーター。大きめなので、しっかりと空気が入り込んできます。
ドアパネルを巻き上げた時にとめるフック?部分。
軽めのランタンならば引っ掛けて使ってもよさげ。
こんな感じで300円で購入したランタンを引っ掛けてみました。思ったよりも明るく幕内を照らしてくれます。これはイイモノだ!!
ただ、ここにひっかける使い方は推奨ではないので、自己責任で。
また、モバイルバッテリー内臓のLEDランタンを使いましたが、これひとつで前室を十分に照らしてくれました。2,000円台で購入できるけど使いやすいので重宝しています。
WAQのLEDランタンも追加で欲しいんですけどねー。なかなか買えない。
前室も広い!荷物もたくさん置けてお座敷スタイルもできちゃう
インナーテントを取り付けた後でも、タープ不要で過ごせる広さがありますが、敷き詰めるシートが狭かったので、ちょっとギュウギュウ詰めな配置。
できれば前室全面にシートを設置してお座敷スタイルにしたいですね。
無印良品の頑丈BOXや、3段ラックを置いてもまだ余裕ありです。ほんと、レイアウトはもっと考えないといけませんね。なんかまとまりがない・・・。
後日買い足したんですが、カマボコテント2の前室にはユタカのODシート(2.7✖︎3.6m)がピッタリです。これ1枚あればお座敷スタイルができちゃうので、おススメです!!
でもシートの上に砂利がバンバン入ってくるので、ボックス型のシートが欲しいなあ。こういうタイプの、側面が立ち上がるタイプ↓↓
カマボコテント3だと、オプション品ですがカマザシキというものも発売されます。
出典:DOD
カマボコテント2で使用するにはゴム紐を付け替えて調整する必要があるそうですが、このほうが砂利も入りにくくてごろ寝してくつろぐにはいいでしょうね。
インナーテントは思っていた以上に薄い生地
薄いライトグレーな生地のインナーテントは吊り下げ式。アウター内の前後どちらにでも取り付け可能。別売りですがもうひとつ購入すれば、インナーテントが2つ設置できて10人くらい就寝可能。グルキャンでも使えます。
ちなみに我が家はグランドシートにブルーシートを使っています。特に問題はないですが、一応専用品も販売されています。
吊り下げフックは前面と後方に設置。前後合わせて20箇所程度と結構数が多いので、取り付けはちょっと面倒。
フック部分はプラスチック製。
引っ掛けるだけじゃなくて、外れにくいような作りになってます。
このフック、確かに外れにくいんです。でも、外れにくいということは、外す時が外れにくいという欠点がでます。取り付けはすんなりいきますけど、外すのにはちょっとコツが必要。これなら引っ掛けるだけのフックでもいいんじゃないかなあ。このフック部分はタフスクリーン2ルームハウスのほうがつけ外ししやすい。
インナーテントは前後どちらでも取り付け可能なので、使っていない側の吊り下げ用のフックにセリアで購入したランタンをぶら下げてみたりしました。もちろん推奨の使い方ではないですよー。
夜はこんな感じで幕内が光ってました。落ち着いたタンカラーとはいえ、外からでも光は分かりますね。
インナーテント入り口横についているメッシュポケットはかなり大きめ。
手の平はスッポリ入っちゃいます。
ただ、メッシュ部分はそんなにしっかりした素材じゃなくて結構ペラペラ。スマホくらいなら大丈夫ですけど、500mlのペットボトルをいれてみたら結構ゆがんだので重いものを入れるのは避けたほうがよさげかと思います。行方不明になりがちな収納袋をいれておきました。これなら撤収時もすぐに使えるので、これが便利かも。
インナーテントの壁面は、透けるほどに薄い!!
アウターがちょっと透けて見えます。尖ったものがあたると裂けてしまいそう。ちなみに、後方側足元にはメッシュパネル設置済。
フロア部分は、しっかりと厚みのある素材なので問題なさそう。
インナーテントの壁面が薄いので、結露や寒さが心配でした。夜の最低気温は3℃くらいで、ホットカーペットを点け閉めきって就寝。
朝起きてみるとインナーテント内に結露はほとんどなく夜中も寒くなかったです。アウターテント側もほとんど結露なし。
環境によるので一概には言えませんけど、今回は室内がびっしょりということはありませんでした。
そして、夜中にちょっと雨が降りましたけどまったく問題なし。台風並みとなれば別でしょうけど、雨漏りや浸水の心配はなさそうです。
出典:DOD
仕様だとこんな感じ。インナーテント内は最大5人利用を想定されてます。タフスクリーン2ルームハウスと同じくらいの広さかな。
インナーテント内は、我が家4人が十分に寝られる広さがありかなりの余裕がありました。
中心にホットカーペットを敷き、足りない部分はキャプテンスタッグのEVAフォームマットを敷き詰めています。足元に荷物を置いても、大人が足を伸ばして寝られるサイズ感。身長177cmの自分が寝転がっても足元に少し荷物が置けるほどでした。
カマボコテント2を使ってみた感想まとめ
個人的な感想ですが、まとめてみます。
- 今流行のタンカラーで見映えがとってもいい
- 全体的なフォルムが可愛らしい
- ポールが少なく設営方法がシンプルでわかりやすい
- 高さ・広さともに申し分なし
- 前室が広くて荷物がたくさん置けるしタープなしでもキャンプできる
- 思ったよりも結露しにくい
- スカートが全面に設置してあるので秋冬キャンプ向け
- この仕様・大きさで5万円台で購入可能
- 約16kgと重くて持ち運びが大変
- サイズが大きいので狭い区画だと入らない可能性あり
- インナーテント壁面生地はかなり薄い
- 全面スカートが夏場の通気性を妨げるかも
- すぐ売り切れてなかなか買えない
個人的には、気になるところを含めても買ってよかったと思えるテントです。
全体的なデザインやカラーも好み。何よりも設営がシンプルなのが本当にいいですね。
2020年DOD新作『カマボコテント3』に買い替える??
出典:DOD
2020年1月に抽選販売開始(出荷予定は2月中旬)となった『カマボコテント3』。トンネル型テントをベースとした作りやサイズ感は従来のモノと変わりありません。
カマボコテント2からの主な変更点は、
- ポールがDAC社製に変更
- ベンチレーションの数が増えた
- 7人用の大型サイズがでた
といったところです。
ポールの質が改善・通気性の向上などカマボコテント2で気になった点が大幅に改善されています。その分値段も上がっていますが・・・。
非常に気になるテントではありますが、我が家のカマボコテント2はまだまだ現役。今のところ買い替える予定はありません。
しかし、今からトンネル型テントを検討されている方は、予算が許せば候補のひとつにいれても申し分のないテントかと思います。
あとがき
我が家もついにカマボコキャンパー、「カマキャン」の仲間入りです。家族キャンプで使うにはとってもよいテント。ほんと、買えてよかったなと思ってます。
広くて価格が安くて快適に過ごせる大型テントが人気の理由でしょう。そのため欠品続きでなかなか購入できないのが残念です。
これは後継モデルのカマボコテント3でも続くことでしょう。
今のところ、我が家は買い替えるつもりはありません。(とか言いながら買ってたりして…)
カマボコテント2は生産終了してしまったモデルのため入手がより難しくなりましたが、この記事を参考にカマボコテント3にも興味を持ってもらえたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。