こんにちは!!のざる【Follow @camp_bata】です。
本ブログにお越しいただきありがとうございます。
今年は冷夏なんじゃない?なんて思わせるような長続きの雨は7月中旬まで続いてました。
このまま梅雨が続いたら、洗濯物が乾かない日々が続いてしまう・・・なんて心配をしてましたが、気がつけば猛暑の連続です。ためらわずにクーラーをつけないと、グッタリしてしまいます。
そんな猛暑になるちょっと前、7月中旬の3連休。
埼玉県にある秩父巴川オートキャンプ場でグルキャンしてきました。
「雨と分かっているのに、濡れたテントの設営と撤収乾燥はイヤダ!!」とのご要望もあって、今回は初めてティピーテントを借りて、みんなで雑魚寝です。
雨が降ったりやんだりで、荷物も濡れないように工夫しながらなにかとバタバタ。
キャンプレポ・・・できないほどの写真の少なさにびっくりしましたが、今回はティピーサイトがどんな雰囲気だったのかをざっくりとご紹介します。
秩父巴川オートキャンプで雨キャンプ
2018年7月の3連休にも利用した秩父巴川オートキャンプ場は、埼玉県秩父市にある荒川沿いのキャンプ場。
化石が掘れる地層や、手作り感満載のアスレチックがあり、荒川では川遊びも楽しめるので、ファミキャンでもグルキャンでも楽しめます。
キャンプ場の設備は、去年と大きく変わった印象はありませんでしたので、詳しいことは昨年のレポをお読みください。
そして今回のキャンプは常に天気が悪い状態。
猛暑よりはいいんですが、ちょっと冷えます。雲行きも常にあやしい。
2泊3日のキャンプ中は、初日の昼間をのぞいて、ずーっと雨が降ったりやんだり。
当然ながら、キャンプ場内はあちらこちらに水たまり。
そして、この天気のせいで残念ながらキャンセルがたくさんでたんだと思います。
予約状況では空きがなく満杯だったのに、当日は場内のオートサイトの3分の2は空いていました。
そして去年はシャワー代わりに川に飛び込まないとやってられないくらいの猛暑でしたけど、今年は長続きの雨のおかげで、川はかなり増水しています。
ちょっとわかりにくいんですけど、川の流れも早いし、明らかに水かさが増えています。
これ、入ったら流されちゃう・・・。
おまけに、川に入るほど暑くない。足をつけるだけでも結構冷たい。
そんなわけで、今回は川辺でちょっと遊ぶ程度で終了です。
次女は水鉄砲をひたすら川に打ちまくります。
長女も、めずらしくノコノコノリノリで打ちまくり。
この後は雨が降ってくるので、早々にテントに戻ることになってしまいました。
雨とはいえ、せっかくのキャンプです。
雨の合間を縫って、セリアのスモーカーで燻製をやってみたりもしました。
燻製はいい感じに仕上がりましたが、ダンボールは濡れてしまい、残念ながら破棄です。
初日くらいは肉が食べたい!!ということで炭火も起こして、お肉を焼いたりとうもろこしを焼いてみたりもします。
そして2日目は朝からざーざー降りの雨となったもので、朝食を済ませ向かった先は西武秩父駅前にある温泉施設「祭りの湯」。
午前中から15時くらいまでいたでしょうか。
もうキャンプに来てるんだか温泉にきてるんだかよくわかりません。
昼食には、名物のわらじカツ丼をいただきます。
温泉施設内には、コンセントタップやテレビも見ることのできる休憩コーナーもあります。これは無料で使えるので嬉しい限り。
そんなくつろぎソファーで、次女がまさかの爆睡です。
さらに一夜明けた3日目、この日も雨が降ったりやんだり。
でも、テントの撤収作業がなかったため、片付けはかなり楽チン。
チェックアウト時間まで、余裕ができてのんびり過ごせました。
そして帰りにみんなでセリアに寄って、次回に向けたキャンプ道具を漁るという流れw
そんなこんなで、雨ながらも2泊3日のキャンプは十分楽しめました。
テントの設営と撤収作業が不要だったのがかなり負担を減らしてくれて、雨キャンプながらも楽しめた要因のひとつかと思います。
テントを建てないのは、正直物足りませんが、たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか。
では続いて、常設テントのレポです。
ティピーサイト(常設サイト)をレポ
この秩父巴川オートキャンプ場には、オートサイトやバンガローのほかにティピーサイト(常設サイト)があります。
読んで字のごとく常に設営されているテントで、ウッドデッキにテントが設営済み。
なので、当然ながらテントの設営撤収の必要がありません。
「キャンプしたいけど雨の中の設営撤収はちょっとヤダナ・・・」という我が家のようなキャンパーさんには、うってつけのサイトです。
さらに、タープとテーブルとイスと銀マットもついています。
今回は雨が降る確立がかなり高かったので、そもそもテントを張るのをあきらめ、このティピーテントを借りる事にしました。
このテントは場内に全部で8つ。内2つが8人用。その他6つは4人用です。
料金は8人用が1泊10,000円。4人用は8,000円。
サイト前に車が1台停められますが、2台目は1泊1,000円の別料金です。
今回は4人家族同士のグルキャンで2泊3日。
テント代が20,000円と駐車場代が2,000円の合計22,000円。
半分ずつにして、ひと家族11,000円で済んだので、こういうテントサイトにしてはリーズナブルなんじゃないでしょうか。
詳しい情報は公式サイトでご確認ください。
そしてこのティピーサイト、どんな感じなのかネットでいろいろ調べてみましたが、8人用テントの情報があまり見つかりませんでした。
個人的主観が多いんですが、ちょっとでも参考になれば幸いです。
実際のテントはこんな感じ。
常設だけあって、ずっと野ざらし雨ざらしなんだと思います。
もちろんメンテナンスはしているんでしょうけど、テント本体はかなり汚れていますし、ガムテープで補修されている部分も多数ありました
ちなみにこのテント、ogawa(小川キャンパル)の「ピルツ15T/C」のようです。
テントの前には、イスとテーブルが設置済み。
イスはかなりきれいだったので、入れ替えたばかりのようです。
去年見たときは、パイプイスだった気がします。
隣のサイトには、鮮やかなブルーのチェアが置いてありました。
そしてテーブルは、学校や会議室なんかにありそうな長机が置いてあります。
そもそもサイトの地面は平坦ではないので、机もかなり不安定。足の車輪もはずれちゃうし・・・かなり年季が入ってます。
なので、この長机はメインとして使わずに、横にずらして荷物置きとして使うことにします。
イスも高めで子供達が座りづらそうだったので、自分達のチェアとテーブルを設置することにします。
こんな時は、折りたたみテーブルとコンパクトチェアが便利です。
サイト内の地面は砂利と草でできています。
サイト内にはタープが設置済み。
タープというよりも、よく見ると、養生シートみたいです。
かなりピンとキレイに設置してあります。
これもかなりキレイだったので、張り替えたばかりなんだと思います。
ガッチリしたパイプが組んでありまして、しっかりとシートが固定済。
誰かが忘れていった、セリアのフッククリップがついたまんまでしたw
シートはロープでしっかりと固定してあります。
雨がかなり降ったりやんだりしましたが、新しいからか雨漏りすることはありませんでした。
タープ下には8人入って過ごせる広さはあります。
ただし、荷物はタープ下に入りきらなかったので、雨が降ると濡れてしまいます。
結局は持参したタープをくっつけるような形で追加して張りました。
このタープ追加は、他のサイトでもやっている人を見かけましたよ。
では、テントのレポに戻ります。
テント外観をぐるっと見て回ると、いろんなところがガムテープで補強されています。
外側を見ても、正直キレイだとは言えない状態です。
ずーっと外に設置してあるので、こればっかりは仕方ないですね。
テント内で過ごすのに影響はありません。
前方から見るとこんな感じ。
入り口のキャノピーは、常にはねあげてあります。
もっとピンと張りたいけど、ポールも固定済みなので動かせませんでした。
入り口もウッドデッキ仕様となっているので、ここで靴の脱ぎ履きができます。
ただ、タープ下にはかさなっていないので、雨が降ると横からガンガン雨が入ってきます。
夜中の雨で、ここに置いておいた靴はびしょ濡れになっていました。
濡らしたくないものは車の中にしまうなど、雨対策が必要です。
写真を撮り忘れましたが、持参したビニールシートを入り口横に設置して雨の浸入を防ぎました。
そして、このウッドデッキ部分にはアリさんが大量発生していました。
写真は自粛しますが、とても靴を置ける状態じゃなかったので、虫除けスプレーをしてホウキで履いたりして対処。
虫除けスプレーが効いたのか、アリさんは現れなくなりました。
テントは山の脇にあるので、こういう虫がでてくるのは仕方ないですね。
入り口を正面から見るとこんな感じです。さすがに雨が入り込む事はありません。
テント内には大きめのロールの銀マットが置いてあります。
結構ボロボロですが、適度に厚みもあり使用に困る事はありません。
内側から見ても、テントの汚れはなかなかのものです。
汚れは外側なので、内側ではありません。
そして汚れてはいますが、破れているわけではないので特に気にしないことにします。
シングルウォールでしたが、結露や雨漏りはなく、寝るには十分です。
下から天井を見上げるとこんな感じ。
さすが、高さがあります。
8人用とあって、中は思ったよりも広さがあり、ちょっとした荷物なら足元や脇において置けます。
ただ、テント内は掃除してあるとはいえ、結構汚れや小石などが目立ちます。
備え付けのホウキとちりとりがあるので、ひとまずは掃除してから荷物をいれます。
今回は2家族8人で寝るので、テント内のスペースを半分ずつ使います。
マットを敷き詰めてみましたが、半分のスペースで家族4人寝るには十分です。
このテントで8人、2泊してみましたが、寝るには十分な仕様で窮屈なことはありませんでした。
常設テントなので、見た目の汚れは仕方ないと思います。
また、1泊10,000円という価格を考えれば、テーブルやイスなどの設備も値段相応にも思えます。
なによりも、テントの設営撤収がないだけでもかなり楽になるということがわかりました。
テントの設営も楽しみではありますが、やっぱり雨キャンプだと躊躇してしまいます。
ただ、今回いちばんネックだったのがダンゴムシの大量発生。
補修したあたりから浸入してくるのか、テント内の隅っこや壁にダンゴムシがたくさん歩いていました。
もう、ナウシカのオウムにしか見えません。
一匹ならば可愛いものですが、集団で現れるとちょっとびっくりします。
特に害があるわけではないので自分は気にしませんでしたが、虫嫌いの人にはかなりつらい状況です。
じめじめした季節だったので、たまたま大量発生だったのかもしれませんが、山の茂みのすぐとなりに建っているこのサイトは、虫嫌いの方にはオススメできません。
寒い時期なら平気かも。
まとめ
テントがなくても、雨の日でも手軽にキャンプができる常設テントはとても便利でいいものです。
ただし、グランピングのようにキレイで豪華なサイトを期待してはいけません。
そして、テントの内外関係なく現れるので、この時期のキャンプで、虫嫌いの方にもオススメできません。
蚊やブヨなどの危険そうな虫はいませんでしたが、夏場は特に虫がでやすいので仕方ありません。
キャンプ場としては十分楽しめる場所ですが、この常設テントを利用する場合は、ある程度割り切ったうえで借りる事をオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。