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本ブログにお越しいただきありがとうございます。
Hilander(ハイランダー)より新作テントが2019年1月に登場します。
その名も Hilander(ハイランダー) エアートンネル【ROOMY(ルーミー)】。
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空気で立ちあげる「エアーフレーム」が採用され、大型テントながらも設営が簡単。
しかもその形状は、今人気の【トンネル型2ルームテント】。
これは気になりますね。
【ROOMY】~Hilander(ハイランダー)2019年新作テント
出典:公式サイト
2018年12月17日「ハイランダー公式ブログ」がスタート。
この公式ブログにて、新製品やハイランダーに関する情報を更新していくそうです。
そのわずか3日後の12月20日、公式ブログにて新作テントが2019年1月発売決定との告知がされていました。
そしてそして2019年1月18日、その新作テントについての情報が更新。
その新作テントの名はHilander(ハイランダー) エアートンネル【ROOMY(ルーミィ)】
まるでカマボコテントを思わせるような見た目の大型テント。
大型なので設営が大変そうにも見えますけど、このROOMY〜ルーミィには「エアーフレーム」が採用されている「エアーフレーム型テント」なので、お父さん1人でも設営が可能なんだそうです。
「お父さんがひとりで設営できる」というのが個人的にはポイントです笑
仕様
出典:公式サイト
サイズ
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テント本体 | 640×310×205cm |
インナーテント | 280×230×190cm | |
収納時 | 58×38×38cm | |
重さ | 約20kg | |
素材
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テント本体 | 190T ポリエステル/75D (耐水圧2000mm) |
インナーテント | 170T ポリエステル (床面耐水圧3000mm) |
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収納袋 | ポリエステル | |
チューブ | TPU | |
カバー | PE | |
付属品
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ロープ(張り綱) | 12本 |
ペグ(24cm) | 24本 | |
ポンプ | 1個 | |
キャノピーポール | ※別売り |
特徴
出典:公式サイト
このROOMYには、
- エアーフレームを採用し設営が簡単
- 大人が立てる広い居住性と空間
- 開放感あふれる多数のドアパネル
- 万が一にはチューブの交換が可能
といった特徴があります。
空気で建てる「エアーフレーム」を採用
出典:公式サイト
なんといっても最大の特徴は、【空気で建てるエアーフレームを採用し、たったひとりで設営時間15分】といった点。
4本のフレームに空気をポンプで注入し立ち上げていきます。
エアーフレームを採用したテントといえば、ケシュア「エアーテント エアー セカンズ ファミリー 4.2XL フレッシュ&ブラック 4人用」や、ロゴス「エアマジック パネルドーム L-AH」などが有名です。
エアーフレームのテントは、設営が簡単で利便性が高くなるので小さな子連れ家族キャンパーにはとてもありがたい構造。
我が家も2ルームテントを利用していますが、だいぶ慣れたとはいえ1人での設営は無理があります。
特に夏場のキャンプ・・・炎天下の中ポールを組み立てスリープに通してピンに留めて・・・暑さと戦いながら汗だくになりながらの作業はかなりキツイ。
空気注入のポンピングは腕がだるくなるかもしれませんが、家族で交代しながらできそうだしアレコレ作業しなくていいのは魅力的ですよね。
広い居住空間
出典:公式サイト
カマボコテントのような大型テントであるROOMY。
室内空間はかなり広く、高さが約205㎝もあるので、前室で大人が腰を屈む必要がないのがいいですね。
出典:公式サイト
インナーテントを取り付けても、前室部分の長さは約390㎝。
4人分のテーブルやイスを並べても奥に荷物スペースが確保できるので、家族キャンプで広々と使えます。
出典:公式サイト
インナーテントを外せば長さ約640㎝のシェルターとしても使用可能。
エアーフレームで設営が簡単なので、デイキャンプでのタープ代わりとしても活躍できそう。
出典:公式サイト
ちょっと便利な仕様として、天井のフレームにはランタンを吊り下げ可能なフックも設置してあります。
多数のメッシュパネルで通気性がいい
出典:公式サイト
入り口である前後のドアパネルはもちろん、側面4箇所に設置されたドアパネルは全てメッシュにする事ができ、張り出しや開放する事もできるそう。
パネルを全面開放すれば、かなりの開放感が得られそうです。
出典:公式ブログ
インナーテントも前後にメッシュドアが設置されています。
出典:公式サイト
インナーテント内部は幅280㎝と、家族4人がゆったり寝られるサイズ。
高さも190㎝あり腰をかがめる必要がないので、腰痛持ちにはありがたいですね。
エアーチューブは簡単に交換が可能
出典:公式ブログ
万が一、エアーチューブが破損したらどうなるんだろうと気になるところ。
このエアーフレームは「0.3mmの透明チューブ」の上に「PEのカバー」を被せてあり、更に「本体のスリーブで保護」しているという3重構造。
ちなみに、PEとはブルーシートやグランドシートなどに使われる固めの素材。
その3重構造のエアフレームを備えたROOMY。
その強度は検証動画で確認できます。
結構強めに叩いていますし、ペグハンマーの尖った部分でもガンガン叩いていますが破れる様子は見受けられません。
それでも破れてしまったら?
確かに破れる可能性はゼロではないのですが、このルーミィは誰でも簡単にエアチューブを交換する事ができるようになっているんだそうです。
- 本体についているファスナー→チューブカバーのファスナーを開く
- 中から透明チューブを取り出す
- 新しいチューブを取り付けバルブを取り付ける
- カバーの中にチューブを全て収納し、全箇所ジッパーを閉めて完了
といった手順。
交換用のチューブは、今後ナチュラムで販売していく予定があるそうなので、心配することはなさそうですね。
エアーフレームで設営簡単【動画で見てみよう】
出典:公式ブログ
エアーフレーム構造なので、空気を入れるだけで勝手に立ちあがる為難しい作業は不要とのこと。
- 本体の背面4箇所にペグを打つ(ロゴの位置やインナー有無で判断可能)
- 本体側面のバルブ(4箇所)を開き、付属のポンプで空気を注入
- 本体を引っ張る
- 本体前面をペグ打ちで固定
全ての箇所をペグダウンしてから空気を注入して建てていくわけではないんですね。
その理由は、以下のように説明されていました。
海外のエアテントとかだと、前面もペグを打ってから空気を入れる手順が多いのですが、形が崩れて綺麗に張れなかったりするので、ROOMYではあえてこちらの順番での設営を推奨しています。
引用:公式ブログ
ROOMYをキレイに設営する為の手順として推奨されているんですね。
こんなステップで設営が出来るので、たしかにお父さん1人でもできちゃいそうです。
設営については、こちらの動画をご覧ください。
タイムラプス撮影されているのでかなりの早回しですが、1人で設営した場合、本体の立ち上げに【約5分】、ペグダウンから完成まで【約15分】だったそうです。
空気注入の為の専用ポンプは「ダブルアクションポンプ(押しても引いても空気が入る)」。
とは言え、始めから動画のように短時間でできるとは限りませんし、多少のコツは必要かと思います。
また、環境や設営状況にもよるでしょうが、慣れればかなりの設営時間の短縮が見込めそうです。
気になる耐風性能は??
空気で立つテントなので、いくらエアーチューブが頑丈でペグダウンをしっかりしていたとしても風に吹っ飛ばされないか気になるところです。
それについては、以下のような耐風試験を実施したと公式ブログで解説されていました。
・風速10m/sからスタート、徐々に増速して25m/sで1分間送風し
試験後に異常がないかを確認する。
・正面からの風と、横からの風の2方向を検査※風速25m/s
屋根瓦が吹っ飛ぶ。樹木が倒れる。外を出歩くのは危険なレベル。引用:公式ブログ
風速25m/sって・・・台風レベルなのでキャンプすることはなさそうな環境。
正面から風を当てている時は、前面の2本のポールが凹んでしまう程の風力だったそうですが、風がやめば凹んだ部分はポコッと元通りになったそうです。
このそして試験の結果は、問題なくクリア。
じゃあ、その試験内容の動画や写真を見たい!!って思うんですが・・・
試験所から試験画像や動画は公開NGと言われておりますためお見せできないのが非常に残念です…。
引用:公式ブログ
確かに残念です。
試験結果としては、問題ない仕様ということですね。
とはいえ、ペグダウンやガイロープの設置は確実に行いましょう。
撤収は複数人で行うとよりキレイにできる【動画で見てみよう】
出典:公式ブログ
エアフレーム構造で設営が簡単!!
しかし、「撤収作業はどうなるの?」「空気抜くのは大変なんじゃないの?」っていう率直な疑問がでてくるんです。
- ガイロープのペグを抜く
- フレームの空気を抜く
- 本体のペグを抜く
- 畳んで収納袋にしまう
といったステップのようです。
その中で「空気を抜く」といった作業をどうすればいいのかが疑問。
大変そうなイメージがある空気を抜く作業ですが、このエアーフレームは4か所設置しているバルブを緩めると、激しい勢いの音と共に一気に空気が抜けていくそうです。
バルブ開放をする動画がこちら。
空気が一気に抜けていく様子が分かりますね。
出典:公式ブログ
さすがにバルブ開放だけで全ての空気が抜けるわけではないようで、最後にはポンプを中に入れ膝で空気を抜きながら巻いていくそうです。
この空気を抜く作業は、2人でやると空気がうまく抜けてキレイに畳めるとのこと。
撤収手順は、こちらの動画をご覧ください。
撤収作業はスムーズにいけば【約10分】程度とのこと。
このROOMYの特徴として「1人で設営できる」といった点がありますが、動画では2人で撤収作業をしています。
ROOMYは1人で撤収する事も可能なのですが、「最も簡単で綺麗にたためる方法」を紹介したかったので、本動画では2人で撤収を行っています。(一人でたたむ場合でも同じ手順で大丈夫です)
この方法で行うと、空気が綺麗に抜けてポンプも収納袋に綺麗に収まる様になっています。引用:公式ブログ
1人で設営撤収できる仕様とはいえ、やっぱり複数人でやった方が早いです。
また、インナーテントやロープも取り付けたまま撤収できるそうなので、次回の設営もより楽になりますね。
空気を抜きキレイに畳めるようになるには、何度か繰り返してコツを掴んで慣れる必要はあるかと思います。
なので、可能であれば事前に何度か練習しておくのが良さそうですね。
バルブをゆるめて空気を抜くだけの作業なので、スリーブからポールを抜いて折り畳むといった撤収作業が不要。
設営時も同様ですが、ポールが長いと「人や車にあたらないか」「隣の区画に入り込まないか」と気を使いながら作業するので神経使いますから、そういった心配が不要なのはいいですね。
価格・発売日
税込69,800円
2019年1月30日(水)
お昼の12:30より販売開始
気になる点
エアーフレーム構造で設営が簡単なのはわかるんですが、それ以外にも気になる点が。
- どうやって空気を抜いて撤収するの?
- エアーフレームの耐久性はどうなの?
- 耐風性能などはどうなの?
引き続き、これからの詳細情報を待ちたいと思います。
同時発売「ワンポールテント」と「ヘキサゴンタープ」
出典:公式サイト
ROOMYと同日発売予定なのがHilander(ハイランダー)の「ワンポールテント」と「ヘキサゴンタープ」。
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ワンポールテントは、「1~2人用」と「3~4人用」の2タイプがあるそうです。
そして、「3~4人用」はキャノピーつき。
こちらもどんな仕様なのか、気になるところですね。
↓詳細が発表されました↓
まとめ
出典:公式ブログ
いかがでしたか??
仕様を見るとかなり大型なテントでゆったりと快適に過ごせそう。
しかもエアーフレームで設営簡単、なおかつカマボコテントのような形状・カラー。
20㎏と重く、69800円と初心者向けとしては決してお安くはありませんが、このサイズでこの価格ならば人気がでるんじゃないでしょうか。
このエアーフレーム構造はイイなぁ。
一度設営してみたい!!
そして先日開催された「ウッドストーブフェス2019」でも、ROOMYのお話を聞くことができました。
また、2019年 4月6日(土)・7日(日) 10:00~17:0に代々木公園イベント広場&けやき並木で開催予定の「アウトドアデイジャパン 東京 2019」にて実物を展示する予定とのことなので、是非ともチューブの強度など触って確認してみたいものです。
実際にチューブを触ると一発で「あ、これ大丈夫だな」と思ってもらえるんじゃないかと思います。そのくらい丈夫です。ただ、1個だけ非常に重要な注意点として、ポンプは絶対に持って行くのを忘れないようにしてください。
万が一、忘れてしまうとホームセンターやアウトドアショップを駆け回る事に、、、引用:公式ブログ
購入できれば一番いいんですけどね・・・なかなか簡単には買えません。
初回の入荷は少ないようですので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。