ども、のざるです。
登山用品の取り扱いで有名なモンベル(mont-bell)の「UL MONOポーチ」をご存じですか?
名称は異なるものの、使用感はサコッシュそのもの。
超軽量なので薄くてコンパクト。
貴重品入れなどにも便利で重宝しているので、使用感・使い方・たたみ方・収納方法などをまとめてみました。
今回は「【モンベル ウルトラライトサコッシュ レビュー】これは買い? リーズナブルで話題の「UL MONOポーチ」は日常もキャンプも手軽に使える優秀アイテム」について書いていきます。
サコッシュって必要なの?
「UL MONOポーチ」を購入して数年経ちます。他にもサコッシュやポーチはいろいろ買い足していますが、モンベルのポーチは今でも非常に役立っています。
キャンプ時や、娘が課外活動で財布など貴重品を所持する時のポシェット代わりなど、使用シーンは様々。
普段もそうですが、キャンプ時には特に気をつけていることのひとつに「貴重品の管理」があります。
キャンプに限らず通勤通学やお出かけなどもそうなんですが、キャンプという野外活動の中で貴重品の管理は非常に重要です。
残念ながら、キャンプ場での盗難が発生していますので用心するに越したことはないでしょう。
貴重品は常に身に着けておくことで安心感があります。
とはいえ、設営撤収や遊んだりといろいろ動き回るキャンプ中、リュックやショルダーバッグを身に着けるには大きすぎるし、ポケットだと落とす心配があるので避けたいものです。
常に身に着けて動きやすくできるバッグに求めるポイントは、
- 必要最低限の物が入る収納性
- すぐに取り出せる
- コンパクトで軽い
といった感じです。
そう考えてみると、コンパクトで軽量なサコッシュがうってつけなんだと思います。
モンベル「UL MONOポーチ」を選んだ3つの理由
サコッシュやポーチは、アウトドアファッションアイテムのひとつとしてとっても注目されています。
ファッション誌でも取り上げられたり、様々なブランドからお洒落で可愛らしいものがでていたりします。
例えば、ブービーバードさんが有名なCHUMS(チャムス)

他には、GREGORY(グレゴリー)
こういったお洒落で可愛らしいサコッシュはキャンプのみならず普段使いでも活躍できると思います。
でも、モンベルのサコッシュは見た目も中身も超シンプルでオシャレとは言い難いんです。
それでもこのモンベルのサコッシュを選んだ理由は3つあります。
- コンパクトで超軽量
- 汚れを気にせずにガシガシ使える
- リーズナブル
元々キャンプで使うことを想定して探していたので、条件はこんな感じだったんです。
この条件にぴったりだったのが、「UL MONOポーチ」でした。
モンベル「UL MONOポーチ」はサコッシュ同様に使える! ウルトラライト仕様でとても使いやすい
使ってみて感じた特徴は、こんな感じ。
- 見た目が超シンプルなディテールで使うシーンを選ばない
- 超軽量・ウルトラライト仕様
- 引き裂きに強いリップストップ生地
- パッカブル仕様で収納も超コンパクト
- コスパ良く、汚れを気にしなくていい
では、モンベル「UL MONOポーチ」を徹底的に紹介していきましょう!
見た目が超シンプルなディテールで使うシーンを選ばない
購入したのは、「U.L.MONO ショルダーM(画像左)」・「U.L.MONO ポーチS(画像右)」のブラックカラー。
いちばん小さいSサイズが「U.L.MONO ポーチS」、Mサイズは「U.L.MONO ショルダーM」として販売されています。
「U.L.MONO ショルダー M」に関しては色違いでカーキも購入し、この3つを家族で共用しています。
正式名称はサコッシュではありませんが、見た目も使い勝手もサコッシュそのものです。
一応モンベルでは、サコッシュとして販売しているものもあります。
とにかく超シンプルなデザイン。余計なモノは一切なしという感じで、シーンを選ばず使用できると思います。
ウルトラライト仕様、超軽量で着用感を感じない
身に着けてみても重さを感じない超軽量設計。
何も入れていない状態だと、ひらひら風に舞ってしまうほどの軽さでストレスフリー。

「U.L.MONO ポーチS」は27g

「U.L.MONO ショルダー M」は33g
計量してみると、どちらも約30gとめちゃくちゃ軽い!
着用しているのを忘れそうなくらい軽いんです。
引き裂きに強いリップストップ生地
生地の素材は、両面にシリコーン・コーティングした30デニール・ナイロン・ダブルリップストップ生地を使っています。
これは引き裂きに対して強い性質を持ってますので、多少乱暴に扱っても大丈夫です。
とはいえ、尖ったものに引っかかってしまうと裂けてしまいます。
いつのまにかどこかで引っかけたようで、穴が開いてしまっていました。
収納も超コンパクト! パッカブル仕様で手のひらに収まるサイズ感
薄くて軽いので、適当にくるくる丸めても、こんなにコンパクトになります。
iphone5sと比較してもこのとおり。
こんな風にコンパクトになるので、ポケットやザックの隅に忍ばせておくことも可能ですね。
さらにこのサコッシュ、折りたたんでコンパクトに包装できるパッカブル仕様。
たたみ方、わかりますか?
後ほど詳しくご紹介していきますよ!
コスパは良く、汚れを気にしなくていい
チャムスやグレゴリーのサコッシュはお洒落でデザイン性があっていいんですけど、お値段は数千円します。
もちろんお洒落で機能性があるんですが、キャンプで汚れたり焦げたりするのはちょっとなあ・・・と感じてました。
ナイロンなので多少の水にも強く、汚れてもサッと拭いてしまえばいいので問題なし。
特にキャンプ中は濡れたり泥汚れがついたりすることも多いもの。
このサコッシュなら、その点あまり気にしないで使えますね。
なおかつU.L.MONOポーチSなら税込1,760円(2022年5月時点)とリーズナブル。
防水・軽量仕様のサコッシュはいろいろありますが、モンベルを選んだ理由はシンプルかつリーズナブルといった点なんです。
モンベルのウルトラライトサコッシュ、使用感を紹介
モンベルのアイテムは、基本的に登山中に使用することを想定しているので軽量かつコンパクトになるように作られています。
ですので、非常にシンプルかつ無駄のない作りになっています。
着用感・サイズ感は?
身長177cm、体型太めな自分が着用するとこんな感じ。

U.L.MONO ショルダーM

U.L.MONO ポーチS
個人的には、だいたい胸の下あたりで使うことが多いですね。
ストラップの長さはカンタンに調節できまず。動きもスムーズで、ショルダーバッグのように使ったり、胸辺りにくるよう短くしたりと自由。
最大限伸ば伸ばすと、腰辺りまで伸ばせます。
貴重品からタブレットまで様々入る収納性は◎
貴重品や小物を収納するには十分な収納力があります。
U.L.MONO ポーチSにはこれだけのものが入りました。
- ハンドタオル
- 5.5インチサイズのスマホ
- チャムスのウオレット
- 鍵(キーホルダー付き)×2
- ライト
ちょっと詰めすぎかなと感じますが、これだけ収納できれば十分でしょう。
タオル小さめのものにしたりキーホルダーを外せばもう少し余裕がでてきます。
それでもギチギチではなく、余裕で閉まります。
続いては、「U.L.MONO ショルダーM」です。
- ハンドタオル
- 5.5インチサイズのスマホ
- チャムスのウオレット
- 鍵(キーホルダー付き)×2
- ライト
- 水筒
- Ipad(10インチ)
これらを入れてもまだ余裕があります。
問題なく閉まります。
お出かけ時のエコ・サブバッグとして使ってもいいですね。
公園などリュックを背負って出かける時など、貴重品だけサコッシュにいれて身につけていたりします。
ただし、ショルダーストラップは細いので入れ過ぎると肩が痛くなるので詰め込み過ぎは注意。
「アウトドアデイジャパン2019東京」に参加した際、リュックとは別にこのサコッシュのSサイズを利用。財布・スマホ・タオルなどすぐに取り出したいものはサコッシュにおさめて歩き回っていました。
支払いの時にすぐ財布が取り出せるのでいいですよね。
ポケッタブル収納・たたみ方を解説
このモンベルの「U.L.MONO ポーチ」と「U.L.MONO ショルダー」は、適当に折り畳んでくるくる巻いておけばそれだけでも十分に手の平サイズになりますが、きちんと畳みたい!ってこともあるでしょう。
前述したように、ポケッタブル仕様。
きちんと畳めば、写真のように手の平サイズにキレイにまとまりますし、SとMサイズなのに、畳むとほぼ同じ大きさなんです。
実はループもついているので、カラビナをつければザックなんかに取り付けもできます。
持ち運びも便利だし、紛失することも少なくなりそう。
普段からよく使うのであれば、適当にくるくる巻いて置いておくのも問題ないかと思いますが、きちんと畳めば収納のキレイさや整理整頓にも繋がるんじゃないでしょうか。
普段はザックに忍ばせておいて、必要な時に取り出して使いたいなんてパターンもあるかもしれません。
実際にどう畳むのかがよく分からなかったので、店員さんに聞いてみました。
畳み方を解説
- STEP1
まずは裏返し、ストラップは中にいれておきます。
ファスナーを閉める必要はありません。
- STEP2
中にある小さめポケットに合わせるように折りたたみます。
- STEP3
ポケットの入り口が見える状態になるように、そのままくるくるっと丸めます。
- STEP4
ポケット口に指をいれて、くるっと裏返します。
ぐぐっと中に押し込むようなイメージ。
- STEP5
これで完成。
慣れれば1分もかかりませんよ
動画で解説、ササッと適当でも十分コンパクトにできる
いちいち丁寧に畳むのも面倒だ、という自分のような人も、このサコッシュはササッと詰め込んでポケッタブルにすることもできます。
動画でサクッとやってみました。
普段からこういったアイテムを使っている人にはバッグなどを利用している人には馴染みある収納方法かもしれません。
この画像と動画の手順で、ちょっとでも参考になればいいかなと思います。
デメリットはある?
使ってみて大きなデメリットは感じませんでしたが、ちょっとだけ気になる点をご紹介。
シンプルすぎることが欠点かも
モンベルのサコッシュは、非常にシンプルでコンパクトに収納可能ですが、内側や外側に仕分け用の小物ポケットなどはついていません。
サコッシュの中で仕分けをしたければ、別でバッグインバッグのようにポーチなどを用意する必要があります。
ですが、そういった機能をつけてしまうと収納サイズが大きくなったり重くなったりします。
登山用に超軽量化されているので、そういった機能は省かれているんでしょうね。
小さくて軽すぎるので紛失しやすい
軽くて小さいので「あれ、どこに置いた?」問題が発生しがちです。
ポケッタブル収納にした際、ループ部分にカラビナをつけて、紛失しないように気を付けています。
あとがき
本記事は「【モンベル ウルトラライトサコッシュ レビュー】これは買い? リーズナブルで話題の「UL MONOポーチ」は日常もキャンプも手軽に使える優秀アイテム」について書いてきました。
キャンプはもちろん日常でも使い勝手のいいサコッシュ。ショルダーバッグなどとは違うメリットがあり、ひとつ持っているとなにかと便利だと思います。
貴重品管理のひとつとして、キャンプやフェスに参加したりする際にはとってもオススメできます。
モンベルのようにシンプルなものから、多機能でお洒落など様々な種類があるので、用途に合わせて使い分けるのもいいと思いますよ。
サコッシュ選びの参考になれば幸いです。
サコッシュはもう不要? 着るカバンのようなジャケットはキャンプでも大活躍