ども、のざるです。
自宅でキャンプで、いくつかポータブル電源を使ってきました。
コンパクトタイプは持ち運びやすいものの、容量は限られてきます。
反面、大容量な電源はサイズが大きく重く、持ち運びが大変。
今回使用した「ALLPOWERS」というブランドのポータブル電源は、大容量なのに比較的コンパクト。
日本ではまだ販売開始したばかりですが、すでに30カ国以上で展開されているブランドなのです。
今回は「【ALLPOWERS ポータブル電源 S1500】実機レビュー |このサイズ感で高出力・大容量かつ遠隔操作可能なのが魅力的」について書いていきます。
記事の最後にはお得なセール情報も記載しております。
よかったら、ポータブル電源選びの参考にしてみてください!
ALLPOWERS |ポータブル電源 S1500
マットブラックでスッキリとしたデザインのポータブル電源S1500。
まずは仕様から確認しでおきましょう。
付属品
- 本体
- 説明書
- 充電用ACケーブル
- ケーブル収納ケース
仕様

説明書より抜粋

説明書より抜粋
バッテリーの種類 | 三元系リチウム電池 |
充放電サイクル回数 | 1,000回以上 |
保証 | 5年保証 |
価格
参考価格 129,999円
ポータブル電源 S1500 | 特徴
ポータブル電源S1500に感じた特徴はこんな感じ。
では、それぞれを見ていきましょう。
スッキリとしたディテール

スクエア型で凹凸のないスッキリデザイン
まず目についたのは、凹凸のないシンプルなディテール。

テカテカしておらず、マットブラックといったカラーリング
真四角!と言わんばかりのスッキリたデザイン。
凸凹がなく、車のスキマや隅にも置きやすく収納しやすい印象です。
マットなブラックカラーも良いですね。

上部はスッキリと平べったい
上部にはなにもなく、フラットな天板のよう。
スマホやゲーム機など、ちょっとしたモノなら上に載せられます。

持ち手は折りたたみ式。本体にピタッと収まり、外れにくい仕様
上面に装備されているのは、持ち手のハンドル。
持ち手もキッチリ収納できるので、見た目がとてもスッキリしています。

背面はスッキリ、何もなし
こちらは背面部分。
排熱のためのファンや通気口は側面に備わっていますから、壁際にも置きやすい。

底面

PSEマークも取得済
ひっくり返した底面には、仕様などのシールが貼られており、四角には滑り止めのゴムパッドを配置。

本体正面部分
続いて正面部分。
正面には、中央に液晶ディスプレイを配置。
その左右には、各種出力ボタン・LEDライト・AC出力を配置。

入力端子のある側面
続いて左側面。
こちらにはポータブル電源S1500本体を充電するための入力部分と、シガーソケットやソーラーパネルからの充電入力ポートを配備。

出力用のポートや端子を備えた右側面
右側面には、USB出力ポートとDC出力端子ポートを配備しています。
コンパクトなサイズ感

A4サイズの自由帳を置いてみたサイズ感
高出力・大容量で、様々な家電が使用可能なALLPOWERS S1500ポータブル電源ですが、本体は思っていたよりもコンパクト。
A4サイズの自由帳を置いてみると、サイズ感がわかりやすいかと。
本体サイズは32×22×19cmと、この仕様にしては十分コンパクトなサイズ感。

ハンドルはゴムもついているので持ちやすく滑りにくい
重さは10kg。
とても軽量! とは言えませんが、持ち運びには困らない重さです。
自分は問題なしと判断できましたが、妻にはちょっと重かったようです。
くっきりと見やすい液晶モニター
ボタンを押すと、液晶が点灯。
バッテリー残量はもちろん、使用可能時間や、出力・入力のW数などが表示されます。

説明書から抜粋
各部の機能表示は上記の通り。
冷却ファンは、AC出力モードがオンの場合に時々稼働することがあります。
稼働するのは、主に高出力の家電を使用している場合ですね。
画面からは様々な情報が読み取れますが、主に気にするのは残量でしょう。
大きく表示されるので、見やすくて助かります。
豊富な入力・出力ポートを配備

正面はAC出力が4箇所
本体正面の上部側に、AC出力部を4か所設置。
アースが取れるように、3つ口プラグ対応となっているのもポイントです。
その下には、液晶モニターを挟んで、LEDライト×2・Bluetoothボタン・DCボタン・ACボタンを配置。
DCボタンとLEDライトボタンは押すだけでON/OFF可能ですが、BluetoothとACボタンは長押しが必要です。
LEDライトは左右独立した操作となっています。
その為、個別の点灯も可能。
続いて右側面。
こちらには、USB-typeA×3口・USB-typeC(PD100W)×1口を備えています。
さらには、DC12V出力ポート×2口が配置。
気にしすぎかもしれませんが、USBポートの間隔がちょっと狭い気がします。
大きなプラグを使うと、他のポートをふさいでしまうかもしれないですね。
最後に左側面。
まずINPUT(入力)部分は、本体を充電するための、付属のACアダプターが接続できる端子。
隣には、MPPTソーラーパネルが接続できる端子を配置。
さらに隣には、シガーソケットプラグを接続できる端子があります。
こちらはカバーを開閉する必要があります。
ケーブル収納ケース付き
細かい事かもしれませんが、本体の充電用ケーブルを収納するケースがついています。
こういう付属品は、地味にありがたいものです。
100均などでケースを別途買う必要がないですし、ブランドロゴが入っているので、どの電源のコードなのかも一目瞭然。
説明書と一緒に保管しておけますね。
スマホアプリで遠隔操作が可能
ポータブル電源S1500は、スマートフォンアプリを使って遠隔操作することができます。
この機能が、便利なんです。
iOS版・Android版ともに対応していますので、まずはアプリをダウンロード・インストールしておきます。
さらに、本体のBluetoothボタンを長押しして、ONにしておきましょう。
- STEP1アプリを起動し本体と接続
アプリを起動後、Bluetoothデバイスの「+」ボタンをタップ
位置情報をONにしてくださいとありますが必要なく、このまま「次へ」をタップ
AP S1500が表示されるので、これをタップ
接続は難しいことはなく、表示の通りにタップして進めていくだけ。
- STEP2接続完了
接続完了後の画面
各種操作が可能
接続が完了すると、こんな画面になります。
現在の使用状況を確認することができ、なおかつ各種操作のON/OFFや切り替えが可能。
離れた場所からでも操作できるので、わざわざ電源のある場所まで行かなくても、寝ながら操作できちゃいます。
これは良いですね!
ポータブル電源 S1500の使用感|良い点と残念点は?
実際に使ってみて、感じたポイントをご紹介していきます。
良かったポイント
高出力で大容量
まずは仕様にもあるように、高出力・大容量という点です。
1500Wという高出力を生かし、まずはファンヒーターを使ってみました。
強モードで1200W、弱モードで600Wの出力です。
冷却ファンが回ることもありましたが、ヒーターは問題なく使えています。
ただし、使用可能時間は強モードで1時間弱。
弱モードで1時間半程度といったところですので、長時間は使えません。
続いて、定番のゲーム機やタブレット、小型扇風機などを接続。
使用電力は少ないので、たくさん繋いでもしっかり使えます。
扇風機は電気毛布に比べて出力が低いので、長時間使用可能。
最後に、キャンプの定番「電気毛布」。
2枚接続して、強モードに設定。
出力は80W前後を示しており、使用可能時間は、83%の残量でおよそ10時間。
毛布が温まれば少し出力は下がるようです。
このポータブル電源ひとつで、2人分の1泊2日キャンプはまかなえそうです。
アプリ操作が便利
前述した、電気毛布の使用。
キャンプ中は消す必要はないかもしれませんが、今回は自宅で使用したため布団が温まると消すようにしてました。
これで役立ったのがアプリでの操作。
布団からでることなく、遠隔操作で電源オフができたのがありがたかった!
約4時間でフル充電
本体は、付属のAC電源ケーブルを使って、約4~5時間でフル充電できました。
バッテリー容量が1092Whと大容量なのに、このスピード感は驚きです。

説明書より抜粋
ま別途用意が必要ですが、USB-typeC対応のPD対応充電器・ケーブルと、ACアダプターを使ったデュアル充電にも対応。
その場合は、フル充電まで約3時間程度。
キャンプ当日朝でも、フル充電が間に合うかもしれないスピード感です。
残念なポイント
高出力家電が使えるが稼働時間は短い
高出力の家電製品が使えはするものの、当然ですが稼働時間はどうしても短くなってしまいます。
ドライヤーやファンヒーターなどを気にせずにガンガン使ってしまうと、すぐにバッテリー0になってしまうなんてことも。
使い過ぎには注意しましょう、
起動時のファンや充電時の音が気になるかも
仕様とのことなのでやむをえませんが、ACアダプターで充電をしているとファンが動き続けています。
夜中は寝室では充電せず、離れた場所で充電するのがよいでしょうね。
また、USB-typeCケーブルを使用していると、ジーという音がかすかですが鳴っていました。
日中の雑音の中では気にならないでしょうが、静かにしているとちょっと気になります。
感じ方は個人差あるでしょうが、これはちょっと残念ポイントでした。
ポータブル電源 S1500|ファミキャンには物足りない?
個人的な意見ですが、「ポータブル電源 S1500」はファミリーキャンプでどの程度活躍できるのか、まとめてみました。
4人家族のファミキャンには容量足らず?
コンパクトで大容量な「ポータブル電源 S1500」。
仕様としては十分満足ですが、4人家族の我が家にはちょっと容量が足りなく感じます。
扇風機など低出力の家電ならば問題ないでしょう。
しかし、4人分の電気毛布を使ってしまうだけで、ひと晩持たない可能性があり、スマホなどの充電もできなくなるかもしれません。
季節や使用シーンによりますが、これ1台で家族分賄うのには、少々厳しいものがあるでしょう。
家族4人だとポータブル電源は複数個用意が必要?
コンパクトな700Wh程度のポータブル電源のほうが扱いやすいです。
しかしソロならともかく、700Wh程度のポータブル電源を4人分用意すると、さすがにかなりの出費になります。
超大容量のポータブル電源1つあればよいのでしょうが、そうなると大きく重く、移動が大変ですよね。
家族4人分の電力をまかなえる、なるべくコンパクトで大容量なポータブル電源で対応したいのです。
そのニーズに合うのが、この S1500だと思います。
ポータブル電源 S1500のサイズ感と容量は魅力的
例えば、1泊2日の冬キャンプで考えた場合。
「ポータブル電源 S1500」1つで、「4人分のスマホやゲーム機などガジェットの充電+2人分の電気毛布をひと晩使用」という程度であれば、十分使えるでしょう。
あと2人分の電気毛布は、700Wh程度のポータブル電源1つで対応できそうです。
そう考えると、「ポータブル電源 S1500」のサイズ感と容量は魅力的なんです。
それなりのお値段はしますが、700Wh程度のポータブル電源を複数個用意するよりは、お安く済むはず。
さらに、電気毛布や高出力ガジェットを多用しない使用しないような時期であれば、この「ポータブル電源 S1500」1つでも十分賄えるやもしれません。
あとがき
本記事は「【ALLPOWERS ポータブル電源 S1500】実機レビュー |このサイズ感で高出力・大容量かつ遠隔操作可能なのが魅力的」について書いてきました。
大容量なのでそれなりのお値段はしますが、セールを狙うとかなりお安く購入することもできます。
ポータブル電源選び、候補のひとつにしてみてほしい、のざるでした。
ポータブル電源選びの参考にしてほしいのざるでした。
割引率:30,000円オフ
割引期間:2023-02-05 23:59まで
定価:129,999円
割引後:99,999円
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