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【後編】2019年大注目の国産アウトドアブランド『ZANE ARTS/ゼインアーツ』展示会に行ってきた

体験レポ
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こんにちは!!のざる【】です。

本ブログにお越しいただきありがとうございます。

東京都昭島市にあるモリパークアウトドアビレッジにて、A&Fカントリー昭島アウトドアヴィレッジ店が開催する、【ZANE ARTS/ゼインアーツ  展示会】を見てきました。

 

【ZANE ARTS / ゼインアーツ】2019年新登場の国産アウトドアブランドのテント・タープがカッコイイ!!
2019年に新アウトドアブランドのキャンプギアが発売されます。そのアウトドアブランド名は、ZANE ARTS / ゼインアーツ。北アルプスの玄関口である「長野県松本市」で誕生した国産アウトドアブランドであるZANE ARTS。2019年の4月上旬発売予定のテント・シェルター・タープをご紹介します。

 

展示してあるアイテムは、どれも独特な形状で、とにかくカッコいいの一言につきます。

今回展示されていたアイテムは4種類。

  • ZEKU-M(ゼクーM)
  • GIGI-1(ギギ1)
  • ROGA-4(ロガ4)
  • GEU(ゲウ)

展示会レポ【前編】では「GEU(ゲウ)」と「ROGA-4(ロガ4)」をご紹介しました。

 

↓前編を読まれていない方は、まずはコチラの記事をどうぞ↓

2019年大注目の国産アウトドアブランド『ZANE ARTS/ゼインアーツ』展示会に行ってきた【前編】
東京都昭島市にあるモリパークアウトドアビレッジにて、A&Fカントリー昭島アウトドアヴィレッジ店が開催する、【ZANE ARTS/ゼインアーツ  展示会】を見てきました。今回は、「GEU(ゲウ)」と「ROGA-4(ロガ4)」をざっくりとご紹介します。

 

【後編】は、ワンポールタイプのシェルターテントである『ZEKU-M(ゼクーエム)』と『GIGI-1(ギギ1)』をざっくりとご紹介します。

あくまでも個人的な感想である事をご了承ください。
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スモールシェルター『GIGI-1(PS-011 / ギギ1)』

この「GIGI-1」は、ワンポールタイプのデュオキャンパー向けスモールサイズシェルター。センターポールは、直径30mm・全長220cmとしっかりしている印象でした。

自由なレイアウト

ドアパネルを跳ね上げることができるので、テントの有効面積が広くなりレイアウトの自由度が高いんです。ソロもしくはデュオキャンプなら別途タープを設置することなくコンパクトなキャンプが楽しめる印象。

これも、形状が独特でおもしろいんです。

テント内部は見た目以上に広く感じました。ただし中心部分以外は立てるほどの高さはない為、ロースタイルなレイアウトがいいように思います。

参考展示で設置してありましたが、インナーテントは付属していません。フロアシートもないので、コットスタイルかインナーテントを別途用意する必要はあります。

エクステンションポール

側面には直径14.5mm・全長100cmの「エクステンションポール」を設置することにより、ワンポールテントのデメリットである「テント内部側面の狭さ」を解消しています。

身長99.9㎝の次女が並ぶとこんな感じ。側面はメッシュパネルにはなりますが、開放はできないので出入りはできません。

仕様や特徴は非常におもしろいんですが、個人的にはあまり惹かれなかったんです。多分ファミキャンで利用することが第一にあるからだと思います。

確かに空間は見ため以上に広かったんですが、「めちゃくちゃ広い!」とも感じることはなかったです。

仕様

細かい特徴やスペックはこちらの記事をご覧くさだい

【ZANE ARTS / ゼインアーツ】2019年新登場の『GIGI-1(ギギ1)』~ワンポールタイプのスモールシェルター
2019年春、北アルプスの玄関口である「長野県松本市」で誕生した国産アウトドアブランドであるZANE ARTS / ゼインアーツのキャンプギアが発売されます。2019年新登場する「GIGI-1(PS-011 / ギギ1)」は、ワンポールタイプのデュオキャンパー向けスモールサイズシェルターなんです。

価格

参考税込価格 43,780円

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ミドルサイズシェルター『ZEKU-M(PS-003 / ゼクーM)』

ワンポールテントながらも、内部の空間がとにかく広い4-6人向けのミドルサイズシェルターである「ZEKU-M」。今回のラインナップの中でも1番目立ち、そして人が集まっていました。

でかいし広い!!

正面入り口は、テント上部までほぼ全開になるのでとにかく出入りしやすい。大人でも楽々です。

前と後ろ、それから側面には全開可能なメッシュパネルつきで風の通り抜けが抜群。

上下部にもメッシュとなる通気口があるので、夏場の暑い時期でも風通し良く過ごすことができると思います。

入り口から中を見た様子。直径30mm・全長250cmのセンターポールはとてもしっかりしていて頑丈。

インナーテントはなくシングルウオールタイプのシェルターです。

コットを置いても十分広いスペースが確保されています。

テント下部全面にはスカートがついているので、冬場でも冷気が入り込むのを軽減してくれます。

スカートにはループがついているのでペグで固定も可能。

テント内部

テント内上部のポール先端部分から、ランタンをつるしておくのに便利なテープハンガーがトライアングルのように設置されています。

3本のテープに、それぞれ上部からボトムにかけて3つ吊るせる箇所がありました。

上部の通気性確保の為のメッシュパネル部分。

外から見るとこんな感じで、通気性を確保。

下部のメッシュパネル部分。

下部のベンチレーションは後ろから見るとこんな感じになっていて、入り口から後ろに空気が抜けていきます。

エクステンションフレームの採用

ゼクーMの特徴として、ワンポールテントにおける「中心部分にしか高さがでない」というデメリットを解消するために設置された直径16mmの「エクステンションフレーム」の採用があります。

このフレームを設置することにより、側面の高さをあげ空間を広げているんです。

参考になるかわかりませんが、身長99.9㎝の次女が立ってみるとエクステンションフレームが高めなのが分かります。その為、ワンポールテントながらも独特な形状なんですね。

左右に設けられたエクステンションフレームの中心部。

このフレームにテントを取り付け、ロープを張るようです。

内側からみたフレーム部メッシュパネルの様子。

テント内部に入ると、多少かがむ必要はありますが、確かに側面部分の空間が広かったんです。

フルメッシュ且つジッパー付きで開閉可能なパネルなので、通気性も抜群。これだけ開放感のあるベンチレーションがあるのなら、結露も軽減できるかもしれませんね。

メッシュパネルは巻き上げて開放も可能。入り口よりも低くはなりますが出入りもできます。

ジッパー部分。

ジッパー下部にはループも付いているのでペグダウンもできます。

リビングシート

フロアレスでシェルターとして使う事ができるゼクーエム。コットスタイルにしたり、荷物を収納したりと広々自由に使う事ができます。

しかし、付属のリビングシートを設置すれば、お座敷スタイルに変身もできるんです。ファミキャンにはこの仕様は便利。

本体の床面は六角形となっていますが、付属のシートは五角形。

これにより、靴の脱ぎ履きができるような土間が自然とできあがるような仕組みになっています。

フロアレスで設営した後でもリビングシートは取り付け可能。スタッフさんがポールをちょっと持ち上げて敷いていました。

このリビングシート、土や砂利が入りにくいように周囲が立ち上がっているボックスのような形状なんです。

リビングシートは、テント下部に取り付ける仕組み。このボックス仕様はいいですね。

リビングシートを設置した場合、コットが4つは並べられる程の広さが確保できていました。最大収容人数が6人とは言いつつも、4人でゆったり使える印象。フロアレスで使い、全面寝室スペースとすれば6人でも並べられるかと思います。

リビングシートは五角形でテント内全面をカバーしません。その分、入り口部分は土間として利用できるようになっています。

2ルームテントほどの広い前室とは言えませんが、少し荷物を置いたり靴の脱ぎ履きをするには十分な広さです。

仕様

細かい特徴やスペックはこちらの記事をご覧くさだい

2019年新登場のゼインアーツより『ZEKU-M(ゼクーエム)』が登場~ワンポールタイプのミドルサイズシェルター
2019年春、北アルプスの玄関口である「長野県松本市」で誕生した国産アウトドアブランドであるZANE ARTS / ゼインアーツのキャンプギアが発売されます。2019年新登場する「ZEKU-M(ゼクーエム)」は、ワンポールタイプの4-6人向けミドルサイズのシェルターなんです。

価格

参考税込価格 84,480円

『ZEKU-M(ゼクーエム)』と『GIGI-1(ギギ1)』どっちが好み?

個人的な主観ですが、どちらが魅力的かなと考えてみました。

スペックを比較

ZEKU-M

GIGI-1

ZEKU-M GIGI-1
重さ 11.5kg
(リビングシート1.5㎏含)
4.5kg
本体サイズ(最大) 440×380×高さ250cm 500×400×高さ220cm
本体素材 75Dシリコーン
ポリエステルリップストップ
遮光PU加工(耐水圧1,500mm)
50Dシリコーン
ポリエステルリップストップ
PU加工(耐水圧1,500mm)
リビングシート 150Dポリエステルオックス
PU加工(耐水圧1,500mm)
なし

実際に体感してみた感想と仕様を照らし合わせて見てみると、空間が広くゆったりと感じるのは「ZEKU-M」。

室内最大高さは250cmとかなりの高さがあり、入ってみるとワンポールテントながらも空間の広さに驚きました。

GIGI-1の最大高は220㎝と決して低くはありません。また、最大幅500㎝とZEKU-Mと比べてもテントの床面積としては広いんです。

左右に広がってはいるものの、ギギ1のアシスタントポールの高さはゼクーエムのエクステンションフレームよりも低くなるため、空間が狭く感じてしまいました。

テント内の面積としてはギギ1が広く感じます。しかしながら、頭上の空間が広々としているゼクーエムが圧迫感が少ない印象。

ゼクーエムが最大収容人数6人に対し、ギギ1はソロもしくはデュオキャンでの利用が想定されているのは、そういった空間の広さの違いからかもしれません。

個人的には高さもあり空間が広く感じるゼクーエムがいい感じです。

使い勝手

使い勝手といいますか、設営の自由度や持ち運びを重視するのならギギ1ではないでしょうか。

両アイテム共にワンポールタイプのテント。しかしギギ1に関しては、パネルの開閉やポールを使って跳ね上げてタープのように使うこともできるとあって、キャンプスタイルに合わせて使い方を変えられるんです。

展示会でも登山用のインナーテントを設置してありましたが、コットスタイルで過ごすことも可能。

また、重さもゼクーMが11.5kg(リビングシート1.5㎏含)に対して、ギギ1は4.5kgと半分以下。

本体素材が50DとゼクーMに比べて薄い為軽量化されているものと思われます。

テントとしての有効面積が広い分、チェアやテーブルのレイアウトも自由にできます。高さや空間の広さがそんなに気にならないのであればギギ1のほうが使い勝手がいいように感じます。

カッコイイ!!でも、設営は手間がかかる???

とにかく見た目がカッコよくて見栄えもいいゼインアーツのラインナップ。

センターポールに加え、ワンポールテントのデメリットを解消するために設置されたアシストポールやエクステンションフレームを採用。

そもそもワンポールタイプで設営は簡単なんですが、キレイに張るには多数のロープを張ってピシッとする必要があります。

独特な形状をキレイに保つにはたくさんのロープとペグが必須
ポールのみで自立するトンネル型テントなどに比べると、ポール数が少ないとはいえキレイにピシッと張るには多数のロープを使いたくさんのペグダウンが必須という印象です。
確かに見た目はカッコイイ!
ただ、我が家のように「設営になるべく時間をかけたくない、手間は省きたい」なんて人にはちょっと向かないかもしれません。

まとめ

2019年発売のラインナップは4種類。すでにweb上では完売のようなので、その人気の高さがうかがえます。

今回のラインナップをまとめると、、、

ロガ4はコンパクトでいいけど、あまりにも高さが低い。

ギギ1は、レイアウトの自由度が高いが別途インナーテントもしくはコットが必要で我が家には厳しい。

個人的には、空間の広さやお座敷スタイルもできるゼクーMが1番惹かれました。展示会でも、ゼクーMを熱心に見ている方がたくさんいたので、一番人気なんでしょうか。

今年は、キャンプ場でゼインアーツのアイテムを見かけるかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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