こんにちは!!のざる(@camp_bata)です。
本ブログにお越しいただきありがとうございます。
今回DODから発売される新製品は、切れ目が入った「布一枚」のアイテム。
創意工夫することで自然を楽しむことに重点を置いた究極のシンプルテント。
その名も『NUNO-ICHI(ヌノイチ)』。
布一枚で設営するから「ヌノイチ」。
相変わらず、そのまんまなネーミングです。
でも、何故かローマ字にするとちょっとカッコよく見えてくるから不思議。
たった布切れ一枚から出来上がるテントって一体どんな物なのかとても興味をそそられます。
これは調べないわけにはいきません!
『NUNO-ICHI(ヌノイチ)』
出典:DOD※画像はベーシックスタイル
ああ、女忍者??
それは「KUNO-ICHI(クノイチ)」!!
なんて親子でベタベタなボケをかましている場合じゃないんです。
この新製品、切れ目が入っているだけのたったの布1枚が様々な設営方法によってテントになるそうなんです。
元が布1枚なので、インナーテントもフロアシートもありません。
布1枚だけのテントと言えば、構造的にパップテントを思い起こさせます。
DODから発売されている、パップフーテントは布1枚ではなく、元々テントとして成り立つ構造。
しかし、今回の『NUNO-ICHI(ヌノイチ)』は本当に布1枚だけの構造。
それでテントになるのが不思議なんです。
グロメットやループの位置を緻密に計算して設計しており、付属のポールとロープを使うことでテント、タープなど様々な形で使うことができます。
引用:DOD
布一枚、しかも切れ目があるからこそ自由自在に様々な設営ができる。
そんな設営に対応できるよう計算された構造になっており、キャンパーさん達の発想力によってまるで折り紙の如く様々な形に変えることができるようなんです。
機能を追い求めた近代的テントでは感じることのできない「なにか」を感じることができるはずです。
引用:DOD
つまり、最近の機能満載便利なテントではなく、キャンプシーンに合わせ自分で考え設営する。
そういった原点回帰とも言えるスタイルを提案してきていると捉えることができるんです。
これはきっと、便利なテントばかりでぬるいキャンパーな我が家に,
もっと野営的なキャンプをしてみろとの挑戦に違いない!!
なにわけのわかんない事言ってんの。
特徴
出典:DOD
特徴は切れ目の入った布1枚で構成されているということ。
様々なアレンジに対応する為、Sサイズには26ヶ所、Mサイズには30ヶ所ものポールを通すためのグロメットが配置されているんです。
その多数のループにより、キャンプシーンに合わせた形状を自由自在にアレンジすることが可能となっているそうです。
様々な設営スタイルが楽しめる
出典:DOD
ベーシックスタイルを始め、自由な形でタープにしたりテントにしたり。
さらにはプライベート空間を作るように壁ができるよう設営してみたりと様々なスタイルが楽しめるような構造になっているんです。
なんだか折り紙を折って様々な家を作っているかのような印象を受けます。
とはいえ、こんなにいろんな設営ができるようになるには相当に経験値が必要なんじゃないかと感じてしまいます。
火の粉に強いポリコットン生地を採用
出典:DOD
また、最近DODではよく採用されている厚みのあるポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡生地。ポリエステル65%、綿35%比率)を採用。
ポリコットン生地のメリットは、ポリエステルやナイロンに比べて頑丈なので、火の粉があたっても穴が空きにくくなっています。
野営的なロースタイルの焚火には、同じく新製品のコクピット型テーブルがピッタリそうです。
また、ポリコットン生地は加水分解の心配もありません。
一般的なタープに多い、ポリウレタン(PU)加工という防水加工された生地が水分によってベタつき等の劣化を進行させるんです。
劣化すると防水加工が剥がれ落ち、雨漏りなどの症状が現れます。
そういった心配がないということですね。
とはいえ、ポリコットンはポリエステルやナイロンなどよりも重く、使用後はきちんと乾燥させないと夜露や雨などでカビが発生してダメになってしまうこともあります。
使用後の手入れが必須なので、あまり初心者向けの素材ではないんですね。
「サブ生地」が付属
出典:DOD
布1枚構造と言いつつも、実はサブ生地が付属しています。
ベーシックスタイルの開口部分に対応していて、風の入り込みを軽減させたり、全室部分のタープ部分を延長させることが可能になっています。
サブ生地にもヌノイチSは6ヶ所、ヌノイチMは12ヶ所にグロメットとループを配置。
ミニタープとして利用するなど、様々な使い方ができそうなんです。
蚊帳が設置できる
出典:DOD
このベーシックスタイルには、別途吊り下げ式の蚊帳がセット可能。
蚊帳を設置すれば、夏場でも虫を気にせずに過ごすことができます。
ベンチレーション機能がないので、暑い時期には風を通しつつ虫も防げるのがいいですね。
蚊取り線香やモスキーランタンを併用すると虫対策には有効かと思います。
フルクローズ可能
出典:DOD
設営方法がわかりませんが、寒い時期には有効なフルクローズすることができます。。
これはパップフーテントと同じような感じなんですね。
2種類のサイズ
Sサイズ
Mサイズ
出典:DOD
サイズは2種類。
ヌノイチ(サイズS)は380×290cmのソロ向けのサイズ。
ヌノイチ(サイズM)は570×432cmと2~3人向けのサイズ。
また、ベーシックスタイル設営の場合、画像からポールの高さの違いが見て取れます。
対して、Mサイズは195㎝あるので十分に立てる高さがあります。
室内空間の違いが顕著に見えますね。
専用コンプレッションバッグでコンパクト収納
出典:DOD
専用の収納袋は大きめの設計になっていて、簡単に収納できるようになっています。
また、コンプレッション機能があるため収納サイズをよりコンパクトにすることができます。
荷物をコンパクトにし、コンロも併せてコンパクトな物を選ぶといいかもしれません。
カラー
- タン
- カーキ
各カラーにS・Mサイズがあるので、合計4種類の展開となります。
仕様
Sサイズ
Mサイズ
出典:DOD
『NUNO-ICHI(ヌノイチ)』仕様 |
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---|---|---|
サイズ | Sサイズ | Mサイズ |
組立サイズ(外寸)(約) ※ベーシックスタイル | W340×D210×H150cm | W510×D315×H225cm |
収納サイズ (約) | W62×D16×H16cm | W80×D20×H20cm |
重量(付属品含む) (約) | 5.9kg | 11.3㎏ |
最低耐水圧 | 350mm | |
材質 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、アルミ合金 | |
付属品 | ポール、ロープ、ペグ、キャリーバッグ | |
カラー | タン・カーキ |
このアイテムには、ベーシックスタイルの設営に必要なポール・ペグ・ロープが既に付属しているので届いたらすぐに使うことができます。
ポールは軽量かつ強度の高いアルミ合金製で、ベーシックスタイルに設営に必要な4本が付属。
ペグは強度の高いネイルペグで、夜間でも目立つようにフック部分には蓄光素材を使ったた蓄光ネイルペグなんです。
構造はグロメットの数を除き同じ。
ただ、Sサイズに比べてMサイズは重さがおよそ倍になるんです。
メイン生地の幅などもおよそ1.5倍になっているので、その分高さや幅がかなり広くなりますので、重くなるのはやむをえないのかもしれません。
気になる発売日
2018年10月15日に販売開始されていました。
2018年10月10日時点でまだアナウンスがありません。
ただ、2018年10月15日以降に発売されそうな予告がされていました。
去年と比べると #テントの日 のツイートがかなり増えた気が!
それにDODのテントのユーザーさんもかなり増えた印象で、めちゃくちゃ嬉しいですッッ!そしてイベントで話題になったあの製品 ”ヌノイチ” がついに公開!
来週発売予定です! 詳細は後日ご案内いたします。https://t.co/zSJgmaFy41 pic.twitter.com/x0PXSRJ3HP— DOD【公式】 (@DOPPEL_OUTDOOR) 2018年10月10日
価格
希望小売価格 オープンプライス。
参考価格24800円
価格次第では人気がでるかもしれませんね。
安いとも高いとも言えない微妙な値段のような気がします。
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設営方法
グロメット&ループがこんなにたくさんあるなんて、どう設営するのかイマイチ想像がつかないんです。
約3分の動画でベーシックスタイルの設営方法が説明されています。
動画で設営しているのは『NUNO-ICHI(ヌノイチ)』のSサイズ。
設営方法は動画を見たほうが分かりやすいかと思います。
気になる点
と、ここまでいろいろ書いてきましたが、気になる点がいくつかあります。
- グロメットも多く自由自在すぎて、一体どういう風に設営すればいいのかが難しそう
- しっかり綺麗に設営するにはロープやペグの設置位置も重要そうで練習と慣れが必要そう
- 通常のテントと異なりベンチレーションなどの機能はない為、夏場にフルクローズしてしまうとかなり暑そうな感じがする
- 張る工程が多いので面倒くさがりの人には向いていない
とはいえ、こんなテントが一人で淡々と設営できたらなんとなくカッコイイ感じはしますね。
まとめ
いかがでしたか??
こんな布1枚でここまで自由自在に設営できるアイテムには驚きました。
しかし、裏を返せば我が家のような初級者キャンパーにはかなり難易度の高そうなアイテムなんです。
あんな変則的な設営なんてどうやっていいのか全く想像がつかないし、ベーシックな設営でもロープなど張る工程が多く面倒くさがりな我が家には不向きに思えてきます。
そうなると、どうしても設営簡単で自立するワンタッチタイプや
自立できるシンプルな2ルームタイプなどなど
こういったアイテムに目がいってしまうんです。
とはいえ、調べてみると、これを使ってソロキャンプしてみたくなるアイテム。
個人的にはミリタリー色が強い「カーキ」が好み。
設営は難しいかもしれませんが、張り方をマスターして、いかにも野営スタイルな感じでゆったりと一晩過ごしてみたいものですね。
コンパクトなランタンスタンドや
コンパクトチェアなんかも用意すると便利かもしれません。
それに、気づきました??画像にでてくるモデルさんが座っているローチェア。
これもおそらく「ウメキタBBQ」で展示されていた「タキビチェア」なのではと予測しています。
10月16日に公式サイトで発表されていました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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