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2019年8月31日(土)・9月1日(日)に東京都昭島市にある「モリパーク アウトドアヴィレッジ」内の芝生スペースにて開催された「SABBATICAL(サバティカル)」の展示受注会に足を運んでみました。
「SABBATICAL(サバティカル)」は「A&F(エイアンドエフ)」が手がける新アウトドアブランドです。
その第一弾となるラインナップは、大型のシェルターテントやタープの計4モデルとなっています。
その中で、TC素材を採用したナチュラルカラーのスクエアタープ『MARIPOSA L TC(マリポサTC)』をご紹介します。
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』は、「SABBATICAL(サバティカル)」の第一弾ラインナップ中唯一のタープ。
ヘキサのようにも見えますが、形状はスクエア型となっています。
通常のタープとは異なり、四隅を落とし込んでペグダウンする設計となっています。
その設計のおかげでタープ下の日陰が中央に集まりやすくなっていて、横からの雨の浸入も軽減できる仕組み。
本体横にプリントされたロゴもキレイに見えますね。
また、力がかかる方向に生地目を合わせ、誰でも簡単にキレイに設営することができるようになっているそうです。
展示会には「SKYPILOT TC」や「MORNING GLORY TC」も展示してあり、そちらには多くの人が集まっていました。
タープの周辺にはひとはまばらでしたので、新しいタープが欲しい自分はゆっくりと見ることができました。
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』のカラー
「MARIPOSA TC(マリポサ TC)」は2色展開となっています。
こちらは基本カラーとなるライトベージュカラー。
落ち着いた風合いで、キャンプ場に馴染みやすいカラーとなっています。
新しいタープが欲しいなと思っている自分は、買うならばこのカラーと決めています。
こちらはフォレストグリーンカラー。
独特な雰囲気のあるこのカラーは、SABBATICALブランドローンチ記念の数量限定カラーとなっています。
アウトドアヴィレッジの敷地外からテントが見えた時、とても目立つ色合いでした。
この風合いからして人気がでそうだなと思っていましたが、想像通りA&F各店舗において完売してしまっているそうです。
ただ、今回の展示受注会では受注会枠分としていくつか在庫を用意しているそうです(数は不明)。
先着順ではなく整理券を配布し、抽選販売となっているそうです。
数量限定品なので、このカラーリングをキャンプ場で見かけたらかなり目立つでしょうね。
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』のサイズ
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』は、4人使用にちょうどいいサイズの「MARIPOSA M TC(マリポサ M TC)」と、6人でも使用できる大型サイズの「MARIPOSA L TC(マリポサ L TC)」の2サイズ展開となっています。
今回展示されていたのはMARIPOSA L TC ライトベージュとMARIPOSA M TC フォレストグリーンの2種類でした。
タープ下には、一緒に連れて行った次女(身長105cm)に立ってもらっています。
「MARIPOSA M TC(マリポサ M TC)」のサイズ感
MARIPOSA M TC フォレストグリーン
「MARIPOSA M TC(マリポサ M TC)」は410×410cmサイズのスクエアタープ。
実際にタープ下に入ってみると、広すぎず狭すぎずといった感じ。
四隅を落とし込まなければもっと開放感がありそうですが、そうするとせっかくの日影面積が狭くなってしまいます。
グルキャンで利用するには少々狭くなるので、4人で利用するのがちょうど良さそうな印象を受けました。
本体×1 | TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)・撥水加工 |
メインポール×2 | スチール・Φ32mm・全長240cm |
サイドポール×2 | スチール・Φ22mm・全長160cm |
ハンガーテープ/ローダウンテープ×各2 | ポリプロピレン |
ペグ×10 | スチール・25cm |
8m2又ロープ×2 | ポリプロピレン・Φ4mm |
2.5mロープ×6 | ポリプロピレン・Φ4mm |
キャリーバッグ/ ポールケース/ ペグ・ロープケース×各1 |
210Dポリエステルオックス |
生地 | TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材) |
重さ | 本体4.85㎏、ポール5.45㎏、ペグ1㎏ |
収納サイズ | L75cm×W25cm×H20cm |
「MARIPOSA L TC(マリポサ L TC)」のサイズ感
MARIPOSA L TC ライトベージュ
「MARIPOSA L TC(マリポサ L TC)」は510×510cmサイズの大型スクエアタープ。
こちらは四隅を落とし込んでいても十分な広さがあります。
このサイズ感ならグルキャンでも使えそうですが、テーブルやチェアを置く事を考えるとなると大人数ではちょっと狭くなりそうです。
本体×1 |
TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)・撥水加工
|
メインポール×2 |
スチール・Φ32mm・全長270cm
|
サイドポール×2 |
スチール・Φ22mm・全長170cm
|
ハンガーテープ/ ローダウンテープ×各2 |
ポリプロピレン
|
ペグ×10 |
スチール・25cm
|
8m2又ロープ×2 |
ポリプロピレン・Φ4mm
|
3mロープ×6 |
ポリプロピレン・Φ4mm
|
キャリーバッグ/ ポールケース/ ペグ・ロープケース×各1 |
210Dポリエステルオックス
|
生地 |
TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)
|
重さ |
本体6.7㎏、ポール6.05㎏、ペグ1㎏
|
収納時サイズ |
L79cm×W26cm×H22cm
|
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』の素材
このタープの素材にはTC素材(天然繊維のコットンと化学繊維のポリエステルの混紡繊維)が採用されています。
TC生地は天然繊維のコットンと化学繊維のポリエステルの混紡繊維です。生地の性質上、雨に濡れるとコットンが膨張し、雨の浸入をしづらくする効果がありますが、完全に防水をする事はできません。また、素材の特性上シーム処理はできない為、縫い目からの雨の浸入が部分的に発生する場合もございますので、予めご了承ください。その代わりに、抜群の遮光性と通気性を兼ね備えておりますので、夏は涼しく過ごせます。
引用:SABBATICAL
展示受注会は「モリパーク アウトドアヴィレッジ」内の芝生スペース、つまりは屋外にて開催されていました。
この日は午前中から直射日光が激しい快晴。じりじりと体にあたる太陽がとても熱く、自分も次女もすぐに汗だくになっていきます。
しかし、その快晴がTC素材の特徴となる抜群の遮光性を証明してくれました。
タープ下に浮かぶ影はとても濃く、日光を十分に遮ってくれています。
そもそも環境が湿気や熱風で暑いので、タープ下に入る事で「冷んやりする!!」といった感じはしませんが、少なくとも日光は遮られるので思わず「涼しいね~」と口にだしてしまいました。
一見するとライトベージュに比べてフォレストグリーンの方が遮光性が高いように思えますが、体感としてはどちらも同じで差があるようには思えませんでした。
ライトベージュは明るめの色なので、そう思えてしまうのかもしれません。
カラーの違いはあれど、生地の風合いはどちらもTC素材の独特な感じが好印象です。
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』の特徴
見た目がカッコイイ
四隅を落とし込む設計、カラーリングとデザイン。
単純に「かっこいいなあ」と思わせる印象でした。
何よりも張ってみたい・使ってみたいと思わせる雰囲気が漂っていて、長い時間見ていた気がします。
テントのほうに人が集中していたので、タープは人が少なくゆっくり見ることができたというのもありますけどね。
ポールが4本付属している
この『MARIPOSA TC(マリポサTC)』メインポール2本のほかにサイドポールが2本付属しています。
こういったタープはポールが別売りな事が多いんですが、始めからセットになっているのは嬉しいです。
メインポールを握ってみると、とても太くしっかりしていました。
サイドポールはメインポールよりも細いものの、こちらも安定感のあるしっかりした作りです。
ポールはブラックカラーで、カッコイイ感じがします。
グロメット部分は、生地に直接取り付けてあるわけではなくテープ部分についていました。
ハンガーテープが付属
タープ下には、ランタンなどを吊り下げるのに便利なハンガーテープが付属しています。
1本のテープには3つのリングがセットされていて、なおかつ好きな位置に移動できる仕組みになっていました。
ハンガーテープは、メインポールに巻きつけて固定するだけでなく、ポールの上部からつながってきて固定できるような作りになっていました。
ポールとはフックで連結するような仕組みだったので、あまりぶらぶらすることなく使えそうです。
メインポールの高さは270cmありますが、ロープの位置はそれよりも低い位置に設置されます。
目測ですが、50cm位だと思いますので、頭にあたってしまう事はなさそうです。
これがあれば、別途ハンギングロープを用意する必要はないので助かります。
収納ケース
収納ケースは、想像していたモノとは違っていました。
何か不満があるわけではないんですが、もっと厚みのあるどっしりとした感じのケースを勝手に想像していたんです。
実物は、よくあるテントやタープの収納ケースと同じで、薄い生地のものでした。
収納ケースなので、そこまで期待するものでもないかなあとは思います。
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』の価格
税抜価格 ¥27,500
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』の発売日
2019年9月中旬頃を予定
『MARIPOSA TC(マリポサTC)』の購入可能場所
A&Fカントリー直営店
A&F オンラインストア
まとめ
全体的に縫製もしっかりされている印象で、ロープやポールを設置するグロメット部分も強度がありそうな印象を受けました。
全体的にデザインもよく細かい部分までこだわっている感じがします。
それでいて、TC素材のタープでありながらも価格も抑えられていますし、付属品も豊富です。
限定色であるフォレストグリーンを見ることができたのは、よかったと思います。
同時に展示してあった「SKYPILOT TC」や「MORNING GLORY TC」も魅力的ですが、個人的に今タープが欲しいので「MARIPOSA TC」をレポしてみました。
実物を見て、欲しい気持ちがより高まってしまいましたが勢いで購入する勇気もなく、自宅で妻にアピールしてしまった次第です。
自分が欲しいのはライトベージュなので、まだ購入できる余地はありそうです。
許可がでればすぐにでも購入したい・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。