ども、のざる( @camp_bata)です。
自宅でもキャンプでも、欲しくなるのはリラックスシューズ。
キャンプ中では悪天候にも使えるシューズをメインにしますが、設営が終わった後は足もリラックスさせたくなり、脱ぎ履きしやすいサンダルに履き替えませんか?
今回ご縁があり、KEENのリラックスシューズ「ハウザー スリー スライド」を履いてみて、足を包み込む柔らかさと心地よさに感動してしまいました。
今回は「【ハウザー スリー スライド】足を包み込む暖かさが心地よい! KEENのリラックスシューズをレビュー」について書いていきます。
ハウザースリースライド / KEEN
アウトドアシューズ「ジャスパー」や「ニューポート」が有名なKEENが発売する、楽で暖かくコーデしやすいリラックスシューズです。
すっと履いてさっと出掛けられるクロッグデザインなので、一般的なシューズに比べても脱ぎ履きが簡単。
普段履きはもちろん、キャンプや公園などアウトドアシーンでも履きこなせるリラックスシューズです。
ディテール
まずは全体的なディテールを見ていきましょう。
脱ぎ履きしやすいリラックスシューズ
「ハウザースリースライド」のカラーは全部で5色。その中で、今回はオリーブ/ブラックをチョイスしてみました。
アッパー部分はオリーブ、アウトソールはブラックとなっています。
見た目スリッポンのようなシューズですが、カカト部分にホールドはなく、スリッパのようなデザインです。
側面から見るとこんな感じ。どんなコーデにも合わせやすそうな非常にシンプルなデザインです。
KEENのロゴが配置されていますが、さりげなくて目立たないですね。
正面・後ろから見るとこんな雰囲気です。
ボリュームのあるシューズに比べると、かなりローカットで薄く見えるサイズ感ですね。
フィット感を調節できるアジャスター付き
甲部分には、フィット感を調節できるアジャスターを配置。
クロッグタイプのシューズですが、アジャスターを絞れば脱げにくくなります。
派手だけど厚みのあるインソール
インソールはかなり派手なデザインのものが入っています。
ただ派手なだけではなく、クッション性が高く厚みのあるフットベッドが採用されています。
底面はグリップ力の高いラバーソール
アウトソール部分は、耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキングラバーアウトソールを採用しています。
触ってみるとザラザラして、グリップ力の高そうな素材です。
履き心地
続いて、実際に履いてみた感想はこんな感じ。
では、それぞれを見ていきましょう。
浅めだけどホールド感は良い
カカトがないクロッグタイプですから、脱ぎ履きは非常にカンタンです。サッと履いてサッと脱ぐことが可能。
かなり浅めロータイプなシューズなので、足首まわりへの圧迫感などは一切ありません。
もちろん靴擦れを起こすこともナシ。
シューズ自体も柔らかく、底面の曲がり具合も上々です。
つま先部分が少し広めに設計されているので、圧迫感もなくストレスフリー。
「カパカパしたり、すぐ脱げちゃうかな・・・」と思いましたが、思いのほかホールド感は高めです。
ほぼジャストサイズなサイズ感というのもありますが、カカト部分が見た目以上に深いというのもひとつの要因かと感じます。
指を入れてみるとわかりますが、このように一般的なスリッパやサンダルなどに比べても、カカト部分は深めです。
この程よい深さのおかげで、簡単には脱げることはなくなっています。
アジャスター機能があるのとないのとでは大違い
前述のディテールで紹介したように、甲部分にはフィット感を調節できるアジャスターが配置されています。
このアジャスターをちょっと調節するだけで、フィット感がガラリと変わります。
きつく締めすぎるのも良くないですが、ほんのちょっと絞るだけで程よいフィット感が生まれます。
内側のマイクロフリースが暖かい
シューズの内側はマイクロフリースライニングが配置されています。これが柔らかくて気持ちよく、なおかつ暖かいんです。
履いたのが10月ですが、まだまだ昼間は暖かい(暑い)気候でしたので、ショートソックスで十分対応できるレベルでした。
これからの寒い時期も、靴下を厚手のモノに変えれば十分足元を保護できそう。
インソールのクッション性が抜群に良かった
見た目には薄そうなシューズですが、いざ履いて歩いてみると、ソールのクッション性が抜群に良いことが分かります。
インソールには、フットベッドが採用されています。
かなり派手ですが、取り外してみるとかなり厚みがあることがわかります。
触ってみても柔らかく、反発力がしっかりしている印象。
アウトソール、靴底部分は耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキングラバーアウトソールを採用しています。
アップで見てみると、かなりゴツゴツした感じですね。
程よいホールド感・インソールのクッション性・滑りにくいソールのおかげで、コンクリートやつるつるした床も問題なく歩くことができます。
芝生や砂利の上なども問題なし。タウンでもアウトドアでも使える、万能なリラックスシューズだと思います。
サイズ感
足のサイズは27~27.5cmくらいです。ピッタリめなサイズ感・圧迫感が嫌いなので、普段は+0.5cmを目安に選んでいます。
ニューバランスなら28cm、ワークマンも28cm程度を選びがち。
KEENのシューズはワンサイズ上を選ぶといいという意見が多いようなので、28cmをチョイスしました。
届いたモノを履いてみると、キツすぎず緩すぎるのサイズ感で、ほんとにちょうど良いくらいです。
薄手の靴下を履いている状態でカカトに指1本入るくらいの余裕があります。
そう考えると、やはり皆さんもおっしゃっているように普段履きの+0.5cmサイズを選ぶと良いかもしれません。
気になった点
個人的にちょっと気になったところはこんな感じ。
ダメな点というほどでもないでしょうが、内容を見ていきましょう。
キャンプの”メインシューズ”には厳しいかも
アッパーの素材には、リサイクルPET・リサイクルFELT・ポリエステルが採用されています。
万能なリラックスシューズと思えるハウザースリースライドですが、キャンプのメインシューズとしては物足りないかな...。
その理由は、このシューズのアッパーには撥水効果はありません。
試しに水をかけてみたらずぶ濡れでした。
そもそも「撥水性あり」なんて製品には書いていないので当然なんですが。
キャンプ中のリラックスシューズとしては有能だと思いますが、メイン扱いにしてこの1足だけキャンプしてしまうと、いざ悪天候などに見舞われた際に履けなくなってしまいます。
あくまでもサブのシューズとして使ったほうがよいかもしれません。
カカトはないけど手を使わずには履けない?
クロッグタイプで脱ぎ履き簡単と言いましたが、前述のようにかかと部分がちょっと深めなので履く際には指を入れたほうがきちんと履けます。
でないと、カカトの部分を踏んで潰してしまいそうです。
ピッタリめのサイズ感というのもあるでしょうが、ほんとにスリッパのように足を入れるだけで履けるかというと、ちょっと微妙かも。
とは言え、普通のシューズに比べれば履きやすいのは間違いありません。
長時間歩行には向かないと思う
持った感じ少し重く感じたので測ってみましたが、片足で約340g。
軽量シューズ! とまでは言えませんが、リラックスシューズの割には少し重いかもしれません。
個人的には歩いている感じは程よい重さで、ほとんど気になりません。
ただし、カカトのないリラックスシューズなので、ウオーキングシューズなどと同様な長距離歩行には向かないでしょう。
普段履きとしても十分使えますが、運動・走ったりするのは無理がありますし、運転も避けたほうがよいと思います。
普段履きにも、キャンプ場でも公園でも使いやすいシューズではありますが、まったく脱げないというわけではないので使うシーンは選んだほうがよいでしょう。
価格
税込8,250円
あとがき
本記事は「【ハウザー スリー スライド】足を包み込む暖かさが心地よい! KEENのリラックスシューズをレビュー」について書いてきました。
今までKEENのシューズは、欲しいなと思っていてもそのお値段からなかなか手が出せずにいました。
今回初めて履きましたが、この履き心地ならばこのお値段も納得できるかなと感じました。
これからの寒い時期、ちょっとしたお出かけにも使えるハウザー スリー スライドは重宝しそうです。
リラックスシューズ選びの参考にしてほしい、のざる( @camp_bata)でした。