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こんにちは、のざる【Follow @camp_bata】です!!
本ブログにお越しいただきありがとうございます。
炊く・蒸す・煮る・焼くなどなんでもできちゃう万能角型飯盒クッカー「メスティン」。
昨今、100円ショップはアウトドアに本気モードです。
中でも、SNS上で非常に話題になっているのはメスティン。
最初に発売したのは100円ショップ大手のDAISO(ダイソー)。その価格は、衝撃の税抜500円。
それでは、運よく近くのダイソーで見つけ購入できた、「ダイソーメスティン」をご紹介・レビューしていきます。
『メスティン(ハンドル付)』は100円ショップDAISOで売っていた
キャンプ・登山など野外における調理に使用する携帯用炊飯器・食器である飯盒(はんごう)を意味する。英語表記はMesstin(メスティン、食事+缶の意味)。本来は兵士が野戦等の際に食料を入れて携行したり、食事の配給を受け取るのに用いる容器というのが主な用途であり、非常時には調理器具やバケツなどとしても用いられた。
今回ご紹介するダイソーで販売されているメスティン。そのパッケージはこんな感じでした。
パッケージには様々な特徴が記載されています。
- ご飯の炊き方説明書付
- 熱伝導率の高いアルミ製
- ご飯がふっくらおいしく炊けます
- 1合用
1合炊飯サイズなので、パッケージは片手で持てるほど。結構小さ目なので、売っていても見落としてしまいそうなサイズ感です。
最近は100円ショップもアウトドアグッズコーナーが拡充されています。探すときは、アウトドアグッズコーナーをよく見てみてください。ランタンハンガーなどと一緒に売っているかもしれません。
1合炊飯できる小さめサイズ。100円ショップですが、お値段は税抜500円。
以前購入した500円コーヒーミルと同様に、ダイソー500円シリーズとして販売されているようです。
パッケージ側面には「炒め物」・「煮込み料理に」・「小物の収納に」などと、メスティンの特徴が写真付きで紹介され、もう一方には「簡単!!火力調節いらずの半自動炊飯」の方法を写真付きで解説。
これは、アウトドアへの本気具合を感じます。
裏面は、説明や仕様などが細かい字で書かれています。日本語だけでなく英語もあるので、文字がびっしりとしていて読みづらい。
ダイソーメスティン 同梱品
箱から取り出してみると、ハンドル付きの本体が袋に包まれた状態で登場。もちろんハンドルは取り付けたまま折りたためます。
同梱品とは、本体・フタ・ハンドルのみです。
ダイソーメスティン 説明書
本体を開けてみたら、なにやら小さな紙が入っていました。
どうやらこれが「ご飯の炊き方説明書」のようです。
- 解説①炊く前に&ポケットストーブを使った炊き方説明書表面上部には「炊く前にやっておくこと」と「コンパクトストーブを使った炊き方」について解説されています。使用する固形燃料は25gサイズ。ストーブは、エスビットのポケットストーブに似ていますが、最近ではポケットストーブもダイソーで販売しています。
- 解説②アルコールバーナーを使った炊き方続いては、「アルコールバーナーを使った炊き方」の解説。使用するアルコール量は30mlとされています。
- 解説③シングルバーナーを使った炊き方
最後には、「シングルバーナーを使った炊き方」を解説。強火で始めて、吹きこぼれ始めたら弱火にするといった流れです。
使うギアによって、炊飯方法を丁寧に解説してあります。
始めて使う際は、参考にしてみてください。
ダイソーメスティン ディテール
では続いてディテールをチェックしていきましょう。
角型飯盒ですが、丸みを帯びた形状。かの有名なトランギアのメスティンと同様の形状です。
外側のハンドル結合部分
ハンドルは取り外しが可能
ハンドルにはシリコンカバーがついていますが、火にかける時はハンドルカバーをつけるとより安全かと思います。
ハンドル取り付けの結合の丸ポチは3つあります。個体差はあるかもしれませんが、ガタつきや緩みもなく、しっかりとくっついていました。
表面や内側はつるつるしていて、目立ったざらつきや粗さなどは感じませんでした。
trangia(トランギア)スモールメスティンと比較してみる
ダイソーメスティンのサイズ感をチャックしていきます。
比較対象としたのは、「トランギア スモールメスティン」です。
サイズ感の比較
トランギアスモールメスティンは1.8合炊きが可能。1合炊きサイズのダイソーメスティンと並べてみると、大きさの違いが分かりますでしょうか。
trangiaスモールメスティンの中にすっぽりとおさまって、スタッキングできます。もちろんフタも閉まります。
本体の高さは、少しだけtrangiaスモールメスティンが高くなっています。
フタのサイズ感はこんな感じ。並べてみると、ダイソーメスティンのほうが丸みが強いことが分かります。
ディテールの比較
外側のハンドル結合部分。トランギアスモールメスティンは丸ポチが2つですがしっかりと結合されています。
トランギア
ダイソー
内側を見てみましょう。トランギアスモールメスティンには、上部に溝(線)があります。反対にダイソーのメスティンは、内側はツルツルしていて線がありません。
並べてみるとこんな感じです。トランギアについているこの溝は、水を入れる目安という役割を果たしてくれています。
もちろん溝がなくても計量すれば問題ありませんが、ないよりはある方がわかりやすいかもしれません。
なお、メスティンは密閉性がないので、フタは外れやすくなっています。逆さまにするとフタは落っこちますので、注意が必要です。
トランギアは溝部分でフタが止まります。密閉とまでは言えませんが、ひっくり返しても簡単にフタは落ちません。
反対にダイソーメスティンは、フタがガバガバです。持ち運びの際などにも、バンドなどで留めておくとよいかと。
ハンドルの比較
左:トランギア 右:ダイソー
左:ダイソー 右:トランギア
ハンドルの作りも、見た目はほぼ同じです。少し短いほうがダイソーメスティンのハンドルです。
持ってみると、ダイソーメスティンのハンドルのほうが少し太く感じました。また、ダイソーメスティンのほうがシリコンカバーに厚みがあるように見えます。
トランギアスモールメスティンのシリコンカバーはピッタリと密着していて動きませんが、ダイソーメスティンのシリコンカバーは少しゆとりがあって若干動きます。
ただしガバガバ動くわけではないので、ずれてしまう心配はなさそうです。
仕様の比較
一応、仕様の比較をまとめておきます。
trangiaスモールメスティン | DAISOメスティン | |
重さ | 約)150g | 約)103g |
サイズ | 17×9.5×6.2cm | 7.7×14.5×5cm |
容量 | 750mℓ | 500mℓ |
素材 |
アルミ製(無垢)
|
アルミ製(無垢) |
炊はんの目安 | 約1.8合 | 約1合 |
ダイソー『メスティン(ハンドル付)』 特徴
ダイソー500円メスティン。個人的に感じた特徴は、
- 1合炊き専門、コンパクトサイズ
- バリ取り不要
- シーズニング不要
- お弁当箱にちょうどいい
といったもの。
では、ダイソー500円メスティンの仕様を確認していきましょう。
ダイソーメスティン 仕様
重さ | 約)103g |
サイズ | 約)7.7×14.5×5cm |
容量 | 500mℓ |
本体・フタ・金具・リベットの表面加工 | アルマイト |
本体・フタ・金具・リベットの素材 | アルミ製 |
ハンドル素材 | ステンレス鋼 |
ハンドルカバー素材 | シリコーンゴム(耐熱温度180℃) |
注意
本体はアルミ製です。食洗器・レンジ・オーブンには使えません。
ダイソーメスティン 1合炊き専門コンパクトサイズ
パッケージにもあるように、1合炊き専門のコンパクトなサイズ感となっています。
どのくらいのサイズ感か、いろんなものを収納してみました。
カップヌードルの普通サイズ
190mlサイズの缶コーヒー
試すまでもありませんが、やはりサイズオーバーです。
続いてはメスティンと相性のいい、エスビットのポケットストーブ。
残念ながら、こちらもオーバーサイズでした。
ピカチュウでんげきトロピカル味のピュレグミ。折りたためば入ります。
平置き
2個重ねて入るが、フタがきっちり閉まらず
縦収納は不可
続いては、『fam_mag Summer Issue 2020』付録のfam_mag×LODGE ネジ式ディスペンサーボトル(3本セット)。
ボトルは約)幅6.3×高さ12.9×奥行2.7cmというサイズ感でしたが、イマイチです。
いちばんしっくりきたのは、100均で買った固形燃料3個入り。これがピッタリサイズです。
仕様によれば容量は500ml。計量カップを使って500ml水をいれてみましたら、ほんとにギリギリ入りました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、プラスチックのスプーンを浮かせているんです。持ち上げたらこぼれてしまいそうな感じでスレスレ。
確かに容量は500mlのようです。
1合炊き専門、コンパクトサイズなので収納力はほどほどですが、小さめサイズなのでこんなものでしょうかと思います。
ダイソーメスティン バリ取り不要
メスティンと言えばバリ取りが必須作業と言われています。
メスティン製作の際、材料を切断したり削ったりして加工する時にできる出っ張り部分「バリ」。このバリをやすりで削る工程のこと。
本体やフタのフチにバリが多く残っていると危なくて使えません。
全体的にツルツルしているダイソーメスティンが、バリはどうでしょう。
フチを触ってみると鋭利な部分はなく、すでにバリ取りされているような状態でした。
個体差はあるかもしれません。今回2つ購入しましたが、危険と思われる部分はなし。
ただし、バリ取りのやりすぎなのか、一部にやけに削り取られたような部分が見受けられました。
ちょっといびつな形になっている部分はありますが、使用には全く問題ありません。むしろ自分でバリ取りしてもこんな風にいびつになるので気にしません。
個体差があると思いますので、購入の際にはチェックして、気になるようでしたら自身でバリ取りしてみてください。
ダイソーメスティン シーズニング不要で使える
バリ取りとあわせてやっておきたいのはシーズニング。
メスティン本体のアルミ臭さを薄くしたり、焦げ付きにくく腐食しにくくさせるための工程。本体を米のとぎ汁でゆでる方法が一般的。
焦げ付くのかどうか試してみるために、あえてシーズニングをせず炊飯します。
アルミ臭さはさほど気になりませんでしたが、使う前には一度洗剤で洗っています。
お米1合にお水は200ml。目安はリベットの少し上です。
20分ほど浸水させた後、台所のガスコンロで火にかけます。この時、中火より少し弱めの火加減。
トランギアのスモールメスティンで1合炊飯する際は20分が目安でしたので、タイマーを20分にセット。
着火して5分くらいしたら、湯気がで始めてフタが浮いてきました。弱火に落とし、フタの上に重しを乗せて炊飯を続行。
着火して10分経過したところで、メスティンからチリチリと音がしてきたのでフタを開けて中を確認してみます。
中身はしっかりときれいに炊き上がっていました1合炊きでこの状態なので、2合は難しそうです。
固かったりべちゃっとしたりしている様子もなく、ツヤツヤご飯の完成。
一応ひっくり返して10分程度蒸らしておきます。台所のガスコンロだったせいか、裏面に黒く焦げ付いた様子はありませんでした。
これが固形燃料だと、底面が黒くなります。
底面に焦げ付きもなく、いい感じで炊きあがっています。
20分かかると思っていた1合炊飯ですが、およそ10分でできあがりました。
これなら「明日のお弁当用にちょっとだけご飯を炊きたい!!」なんて時にも重宝しそうです。
熱伝導率のよいアルミ製であり、なおかつコンパクトなサイズ感なのでお米全体に熱が伝わりやすかったのかもしれません。
今回は自宅のガスコンロで火力も調節しやすかったため、10分炊飯と焦げ付きなしで出来たのかもしれません。
念のためシーズニングしておくに越したことはないと思います。
あ、よく考えたらお米を炊いたから、そのゆで汁ですでに内側はシーズニングされたかもしれません。
注意
炊飯する環境によって炊飯時間や火力は変わると思いますので、あくまでも参考だと思ってください。
炊いたご飯にカレーをかけて、晩御飯はキャンプっぽいご飯にしてみました。
1合そのままにカレーをかけるとあふれるので、半分ほどご飯を減らしてカレーをかけるとちょうどいい感じでした。
あとがき
以上、ダイソーメスティンのレビューでした。個人的には、大きな気になる点はありません。
むしろ、お弁当箱として活用できるサイズ感が嬉しいのです。
ダイソーであわせて買ってきたかわいい保冷剤と、分解できてコンパクトになるステンレス箸と一緒に使おうかなと思ってます。
このメスティンに合う、肉まんを蒸すための網も発売されたようです。
どんなものがシンデレラフィットしそうかいろいろ試してみたいもの。
このメスティン、気になる方はダイソーでチェックしてみてください!!