こんにちは!!のざる(@camp_bata)です。
本ブログにお越しいただきありがとうございます。
先日開催された次女の保育園運動会。
雨は降らなかったものの、めっちゃくちゃ寒かったんです。
運動会は暑いよりも涼しいのがいいとはいえ、寒すぎました。
油断して薄着で行ったのが間違いで、ホットコーヒーやダウンジャケット、焚き火が恋しくなりながら震える手でビデオ撮影してたんです。
ビデオブレブレじゃん!
そんな恋しくなった焚き火といえば、DODから登場する新薪ストーブの『MERA TV(メラテレビ)』。
またDOD?
おっしゃる通り、怒涛のように新アイテムを発表してくるDODさん。
いや、別にDOD推しってわけじゃないんですけど、一気に発表されてくるとどうしても目に留まってしまうんです。
個人的には、これからの寒いキャンプに向けて焚火がしたくてコンパクトな焚火台を探したり、
その他にも、ユニフレームさんから焚き火調理に特化したグリルが発表されたり、
もう、この秋は炎関連目白押しなんです。
しかしながら、このDODさんのメラとテレビって一体なんやねん!って思いつつ、気になったので調べてみました。
『MERA TV(メラテレビ)』
出典:DOD
メラと言えば冒険の初期に役立つんです。
覚えるのもそこそこ早いし、弱い魔物にはわりかし有効。
でもレベルが低いから、連発してるとあっとゆうまにMPがなくなってくるんで、つい使うのを控えてしまったりするんですけど、仲間の行動をオートにしてると無駄に使いまくってしまって…
なんの話してんだよぉ!
つい「メラ」という言葉に食いついてしまうんですけど、今回のアイテムは薪ストーブ。
燃える炎がメラメラっとすることが名称にきてるんだと思います。
個人的にはメラよりもイオの方が…
いいから。もうその話いいから!!
もちろん、この『MERA TV(メラテレビ)』は呪文でもなく新しいテレビチャンネルでもありません。
まるでブラウン管テレビのようなボックス型の見た目に、耐熱ガラス窓を装備した薪ストーブ。
薪ストーブの中で燃えている薪が良く見えるように、ガラス窓のクリアさにこだわって作られています。
この新アイテムの薪ストーブ『MERA TV(メラテレビ)』は、サイズが9型と16型の2種類。
9型・16型といった大きさ表記は、テレビの表記と同じように、ガラス窓の対角線の長さをインチ表記したものだそうです。
仕様は次の通りです。
仕様
9型 | 16型 | |
---|---|---|
使用時サイズ(約) | W32×D24×H199cm | W53×D24×H191cm |
収納時サイズ(約) | W37.5×D28×H33cm | W57.5×D29×H33cm |
重量(付属品含む) | (約)10.7kg | (約)16.1kg |
本体材質 | スチール・ガラス | |
キャリーバッグ材質 | ポリエステル | |
煙突直径 | (約)57mm | (約)89mm |
天板厚み | (約)1.4mm | (約)2.0mm |
付属品 | キャリーバッグ 煙突(先端用:1本、中間用:5本、根本用:1本) | キャリーバッグ 煙突煙突(先端用:1本、中間用:2本、根本用:1本) |
こうやってスペックを比較してみると不思議なのが、本体の高さ・奥行きは両型共に同じなのに煙突の高さは9型の方が8㎝程高いんです。
なんでなんで??
本体の幅は9型が32㎝に対し16型は53㎝と21㎝も差があります。
これはもちろん、窓の大きさに比例してきますよね。
更に見てみると、煙突直径は9型が(約)57mmに対し、16号が(約)89mm。
煙突本数は9型が7本、16型が5本と少なく、高さが短くなっているんです。
本体幅の差が煙突の太さの差にも表れていますね。
コンパクトさを求めるなら9型
大きな薪をしっかり燃やしたいなら16型
といった感じでしょうか。
続いて特徴です。
特徴
出典:Amazon
『MERA TV(メラテレビ)』は暖房器具としての機能はもちろんですが、コンセプトが明確で美しい炎を見ることにこだわった薪ストーブ。
- 耐熱ガラスはクリアな視界
- オールインワンパッケージ
- 市販の薪が入るサイズ感
といった特徴があります。
ガラス窓にはクリアな視界を保つ工夫
出典:DOD
この『MERA TV(メラテレビ)』には、側面に大型の耐熱窓ガラスが設置してあるので、中でメラメラと燃焼する炎を眺めることができるんです。
中身が見えれば、薪を継ぎ足すタイミングも分かりやすいですよね?
さらに、熱がガラスを透過することで高い暖房効果を発揮してくれるんです。
本当に中が見えるの??
言われてみれば、こういうのってすぐに中がすすで汚れて見えなくなりそう。
そんな心配があるんですが、きちんと対策が講じられているんです。
出典:DOD
窓の視界をクリアに保つ為に、空気の流れをコントロールして、気流で窓を曇りにくくするエアカーテン構造。
今回のアイテムでは、このクリアな視界にかなりこだわっているDODさん。
どの位クリアな視界が保てるのか、約2分40秒のイメージ動画で確認できます。
このクリアカーテン構造のおかげか、しっかりとめらめら燃える綺麗な炎につい見とれてしまいませんか?
炎って無心になれるよねー。
そんなゆらゆら燃える炎を見ながらくつろげたら、冬キャンプが楽しくなるような気がします。
下に見えるアルミホイルはなんなんだろう。
確かにこのアルミホイル・・・気になりませんか??
コンパクト収納可能なオールインワンパッケージ
本体・煙突はもちろんのこと、持ち運びに便利なキャリーバッグも付属。
なので購入すればすぐに使える薪ストーブセットなんです。
このパッケージは、2016年発売の『はじめてのまきちゃん』や、2017年発売の『スケスケのまきちゃん』と同じなんです。
もちろん煙突は分解可能。
薪ストーブ本体に煙突を全て収納でき、専用キャリーバッグに収納可能なオールインワンパッケージなんです。
キャリーバッグには、大きくTVのロゴがプリントされています。
こういう遊び心?がDODらしいですね。
また、この画像を見ると、収納がどの位コンパクトサイズになるかがわかりますでしょうか?
パッと見、大きめのトートバッグを持っているように見えますね。
出典:DOD
裏側には、きちんとDODのロゴもプリントされているのでご安心ください。
市販の薪が入るサイズ感
本体に入る薪の大きさ、気になりませんか?
9型は30cm、16型は40cmの薪がそのまま入る大きさになっています。
自宅から薪を持って行く事はなかなかないと思うので、ホームセンターやキャンプ場で販売されている薪を買って使うと思うんです。
販売されている薪は大きさにそこまでバラつきはないと思いますが、購入する際にサイズを見ておくといいかもしれません。
薪がスッポリ入らずに窓が閉められないとなってしまっては、せっかくのクリアな窓ももったいないですもんね。
「大は小を兼ねる」ではないですが、本体サイズや積載に余裕があるのなら、しっかり大きな薪をたくさん燃やせそうな、16型がオススメです。
天板を外せば焚火台にもなる
出典:Amazon
煙突をつけなくても、天板を外せば焚火台としても利用可能。
耐荷重の表示はないので自己責任ですが、網を置けばグリルとしても使えそうな気がします。
メラメラ炎でピザが焼ける?温まる?
出典:Amazon
ストーブ本体下部の燃焼室の下に『遮熱板』が標準装備されていて、地面へ伝わる熱のダメージを減らせます。
ダメージ軽減、「メラ」に対抗するい、わゆる「スカラ」ですかね。もしくは「マホカンタ」か・・・
だからいいって、その話題。。
さらに、この遮熱板の上に料理やシェラカップを置けば簡易のオーブンとして利用可能となるんです。
先ほどの動画ででてきたアルミホイルの正体は、ピザなんですね。
ピザのあたためにもおすすめです。
引用:DOD
ただ、どこまで熱があるのか不明なので、記載のように「あたため」程度なのか、「しっかり焼ける」のかどうかは微妙なところ。
画像のピザは焼く前のようなので、やっぱり焼けるのかな。
気になるところですね。
空気調整可能なノブがついている
出典:Amazon
横には空気の流れを調節できる開閉可能なノブがついています。
通常の焚火と違って、締め切った空間の中薪がうまく燃えてくれるかどうか心配になりません?
やっぱり空気の流れがないとよく燃えませんよね。
クリアな窓で中を見ながら、薪を足したり空気の調節ができるような仕様なんですね。
設置方法
出典:DOD
『MERA TV(メラテレビ)』は簡単に組み立て可能な仕様になっています。
薪ストーブ本体に天板をはめ込み煙突を付けるだけ。
- 天板を外す
- 燃焼室にあるロストルの穴に、煙突の根元を取り付ける
- 天板を取り付ける
- 煙突を延長する
といった流れです。
簡単と言いつつも、寒い中なかなか組みあがらない!!なんて事態になるのは嫌じゃないですか??
なので、やはりキャンプに行く前に1度練習しておくほうがよさそうです。
組みあがったら最後に、倒れたり動いたりしないよう薪ストーブ本体を針金などで地面に固定することをオススメします。
価格
希望小売価格:オープンプライス
Amazonで予約が開始されていました。
発売予定日:10月25日
発売日・価格共に現在不明です。
詳細が分かり次第追記したいと思います。
気になる点
重さ
スチール素材とガラスが採用されているので、どうしても重量は重くなってしまいます。
16型で(約)16.1kg。
コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」とほぼ同じ重さです。
結構重いんだよね・・・。
天板の耐久性
動画を見て気づいたんですけど、天板がメラメラ炎の熱で変形しているのがわかります。
仕様では、天板の厚みが9型は1.4mm、16型は2.0mmとのこと。
この耐久性がどのくらいなのかも気になります。
折り畳みや分解は不可
本体は折り畳みや分解収納ができる構造になっていません。
その分、組立てが簡単になっているんです。
基本的に薪ストーブはどれも同じだと思いますが、どうしても積載スペースを考慮する必要があります。
とはいえ、仕様を見てみると9型の収納サイズは約)W37.5×D28×H33cmとかなりコンパクトなサイズ感。
比較対象として、A3サイズの用紙が約)W42 ×D30cm。
高さも30㎝定規1本分程度なので相当コンパクトと思いませんか??
この位ならまだ車に積む余裕あるかも。
16型の収納サイズは約)W57.5×D29×H33cm。
新聞紙1ページの大きさが約)W54×D40cm。
身近な物と比較してみると、大きさのイメージが沸きませんか??
これよりもコンパクトや軽量にしたいのであれば、おりたたみや分解可能なストーブ、例えば「tent-Mark DESIGNS チタンストーブ」などがよいと思います。
仕様や特徴を踏まえると、重さや大きさはやむをえないのかもしれませんね。
注意点
薪ストーブをテントにインストールする場合には必ずテントインストールが想定されているテントをご使用ください。
各テントの注意、指示に従ってください。
またその場合も換気を十分に行い、一酸化炭素アラームを設置するなど安全に十分に注意してください。
※残念ながら、DODのテントは薪ストーブのインストールを想定した設計ではありません。引用:DOD
秋冬キャンプで暖房器具は必要であり楽しめるアイテムですが、取り扱いには十分注意が必要です。
ストーブ本体も非常に熱くなるので、子連れキャンプは特に注意が必要です。
火傷や一酸化炭素中毒などにも細心の注意を払いましょう。
まとめ
いかがでしたか??
寒い時期のキャンプは暖をとるのは必須ですよね。
我が家は冬キャンプは行ったことはありませんが、10月~11月でも山のほうは結構冷え込みます。
ダウンジャケットやホッカイロなどでしのいだりしますが、やっぱりあるといいのはストーブなどの暖房器具ですよね。
最近ではCB缶が使えるお洒落なアイテムもでています。
ただ・・・燃費が良くないんですよね。CB缶も安いとはいえ、数を使うとコスパは高くなります。
また、石油ストーブという手もあるかとも思います。
しかし、幼児のいる我が家には、なんとなく危なくて灯油を持って行く勇気はないんです。
個人的に一番扱いやすいのは、薪を使った焚火。
今はファイアグリルなどのコンロで焚火をしていますが、ちょっと背伸びして薪ストーブをスタイリッシュに使いこなしてみたくなるようなアイテムでした。
我が家のような初級者には、扱いが簡単そうなこの『MERA TV(メラテレビ)』は向いているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。